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自民・麻生派の元議員秘書が〝裏金〟認める証言 立憲・小沢一郎氏はズバリ「自民党=利権→腐敗」

東スポWEB / 2024年9月2日 21時14分

自民党・麻生太郎副総裁(左)と、立憲民主党の小沢一郎議員

立憲民主党の小沢一郎衆院議員は2日、事務所X(旧ツイッター)を更新。自民党派閥「志公会」(麻生派、旧為公会)に所属した薗浦健太郎元衆院議員の元秘書が、政治資金パーティー収入をめぐる裏金の存在を認める証言を行ったニュースに言及した。

薗浦氏は2022年、政治資金規正法違反で罰金などの略式起訴を受けた。今回の問題は薗浦氏の元秘書が東京地検特捜部の調べに対し「麻生派の政治資金パーティーの収入から17年に分配された380万円を、事務所の裏金をためる口座に入れた」と供述していたことが、刑事裁判の確定記録からわかったものだ。

自民党派閥の政治資金裏金事件をめぐっては、派閥を解散した清和政策研究会(安倍派)、志帥会(二階派)、宏池会(岸田派)の各派が立件されたが、麻生派で裏金の存在を認める証言が出たのは今回が初めて。

同党で幹事長を務めた経験を持つ小沢氏は、元秘書の証言についての報道を引用し「自民党=利権→腐敗、自民党派閥とは利権の巣窟。業界団体と癒着、政策を利権化し、甘い蜜を吸い、裏金を貯め、選挙でばらまく。国民も腐敗になれ、3割がこれを支持。国民が変わらないと、この国は何も変わらない」と指摘した。

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