日テレ「24時間テレビ」に旧ジャニーズ不要論沸騰 なにわ男子メインの前年より視聴率ＵＰ

批判も渦巻く中、今年も「24時間テレビ」を放送した日本テレビ

８月３１日～９月１日に放送された日本テレビ系「２４時間テレビ」の平均視聴率が２日、発表され、世帯１２・５％、瞬間最高２５・４％（１日午後８時４５分）だった。昨年の世帯１１・３％、瞬間最高２４・８％を上回った。

ある局内関係者によると「今年は２ケタを切るんじゃないか」と放送前に危機感を持つ局員は多かったという。というのも、例年ＳＴＡＲＴＯ社のタレントが務めてきたメインパーソナリティーは、故ジャニー喜多川氏の一連の問題によって今年はなし。嵐の相葉雅紀が「２４人でつなぐ２４時間テレビ」の企画に参加した以外には、Ｋｉｎｇ＆Ｐｒｉｎｃｅの高橋海人、そしてＮＥＷＳの増田貴久が１コーナーに出演するにとどまったからだ。

「２ケタを切るようならばスポンサー離れにつながり、番組存続にかかわります。だからこそＳＴＡＲＴＯ社のタレントを起用したいという思いが例年以上に強かったんです」（同）

ふたを開けてみれば、なにわ男子がメインパーソナリティーを務めた昨年よりも視聴率は上昇した。

「ＳＴＡＲＴＯ社のタレントをメインパーソナリティーに起用しなくても結果が出せることがわかりました。局内には『もうメインパーソナリティーに起用しなくていいのでは？』という声もチラホラ出ていました」（同）

来年の「２４時間テレビ」で、ＳＴＡＲＴＯ社のタレントはいったいどうなっているのだろうか。（視聴率は関東地区、ビデオリサーチ調べ）