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小泉進次郎氏を悩ますネット戦略 Xのコメント欄閉鎖でブーイング、ユーチューブに〝アンチ〟殺到

東スポWEB / 2024年9月3日 6時4分

アンチも多い小泉進次郎氏

自民党総裁選(12日告示、27日投開票)で一歩リードしていると指摘されているのが小泉進次郎元環境相(43)だ。40代という若さに選挙の顔としての期待が高まっている。一方で過去にはポエム発言などで批判も浴びた。今もX(旧ツイッター)を巡り〝アンチ進次郎〟の存在に頭を悩ませている。

小泉氏は2日、陣営の会合に出席。報道対応では選択的夫婦別姓制度の導入について、「今までも賛成だと述べている。6日にしっかりと話をしたい」と答えた。すでに選挙対策事務所を構えるなど、準備は万端だ。

永田町関係者は「小泉氏には〝選挙の顔〟としての役割が期待されています。誰が総裁になっても、秋に解散総選挙になるかもしれない。その時に誰なら自民党が勝てるかという観点でいえばやはり小泉氏でしょう」と指摘。初当選以来、〝客寄せパンダ〟をやり続けてきただけに人気はある。

総裁選にあたって休眠状態だったXを再開。また、ユーチューブチャンネルをスタートし、ネットを使ったアピールにも余念がない。しかし、思わぬ批判を招いている。

8月30日にXの投稿で小泉氏はユーチューブチャンネルへの登録を呼び掛けていた。「自民党総裁選への立補にあたり、新たにYouTubeチャンネルを開設しました」と書き込んだのだが、いきなり「立候補」を「立補」とやってしまったのだ。

ネット時代に誤字脱字はつきものだが、「立補って…笑」「SNS担当者、仕事が雑過ぎる」と苦言の引用コメントが書き込まれた。2日になってようやく「投稿に脱字がありました。正しくは『立候補』です。失礼しました。お詫びして訂正します」とポストされたものの、すでにネットニュースにされてしまっていた。

もっとも、この件はそれほど批判されてはいない。これ以上に批判されているのが投稿のコメント欄が閉鎖されていることだ。つまり、小泉氏の投稿に引用でコメントはできるが、返信はできないように設定されている。

これには「いきなりコメント欄閉じてるの?」「コメント欄くらい開放したらどうかね」「総裁になりたい人が、コメント欄を閉じて、国民の声をシャットアウトですか?」と引用で批判されている。

選挙コンサルタントは「コメント欄を閉鎖するのは荒らし対策でしょう。よくあることですが、確かに印象はよくない。批判を受け止める覚悟がないと思われてしまいますからね」と指摘した。小泉氏には環境相時代のポエム発言やレジ袋有料化への批判や揶揄がこれまでも寄せられていた。もし、コメント欄が開放されていると、これらの批判や進次郎構文などで埋め尽くされる可能性がある。

実際にユーチューブチャンネルの方はコメント欄が開放されているのだが、「コメント欄閉鎖しなかったことは賞賛に値する」と書き込まれている一方で「99%コメントがアンチで溢れとる」「レジ袋の恨みは一生忘れない」「辞退してください!」と〝アンチ進次郎〟が殺到している。

それだけにXのコメント欄を開放しようものなら大変なことになりそう。開放なんてとても無理のようだが、ブロックを多用することで知られる河野太郎デジタル担当相ですらXのコメント欄は開放しているだけに悪目立ちしているのも事実だ。

アンチがいるくらい注目されているということでもある。総裁選を通じアンチをファンに変えられるのか。

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