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【カーリング】SC軽井沢クラブ・上野美優 夢の五輪出場へ胸中告白「挑戦できる期間は今しかない」

東スポWEB / 2024年9月3日 11時4分

――世界選手権は3勝9敗で11位と悔しい結果に終わった

上野 セカンドの西室淳子選手以外は初出場で、なかなか慣れない部分やアリーナのアイスに対応できていなかった。トップのチームは初戦で対応しきれていなくても、徐々に上げていく力が高いなと身近で感じたし、経験の足りなさや自分たちの技術の足りなさも感じた。ツアーのランクを上げてグランドスラムなどの大きい大会に出るのも一つだが、それ以外に普段の練習でできることもしていきたい。ショットを動かしたり、投げている間のコミュニケーションだったり、そういった点はチームとして改善できるだろうと話しているので、練習で取り組んでいるところです。

――今季の日本選手権(来年2月、神奈川・横浜)はアリーナ開催だ

上野 アリーナでの試合は国内だとなかなか経験できない。昨季以上に激しい戦いになるとわかっているし、昨季の優勝チームなので、昨季とは違った思い、考え、環境、周りの応援のされ方も少しずつ変わってくると思う。その中で自分たちらしさをきちんと出せるように準備をしたいと思うし、プレッシャーをあまり感じることなく、自分たちらしく楽しくプレーすることが自分たちの最大限のプレーを出せると昨季の日本選手権でわかったので、それができるように準備したいです。

――自分たちらしさとは

上野 日本選手権のような大きい大会でプレーできることの楽しさなどを感じながらプレーをすること。あとは私たちは粘り強いチームなので、昨季の日本選手権前のカナダ遠征時のツアーの大会も、基本的には周りのシートで試合が終わっていても、私たちはずっと試合をし続けて、最後まで粘って粘るチームだった。今季も粘り強くかつ楽しく、見ているみなさんも「カーリング、楽しいよな」とか、見ていない方も「カーリングってこんなに面白いの?」と思っていただけるように、明るく楽しくプレーすることが自分たちらしさです。

――2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪を見据える上で、今季の戦いは重要になる

上野 小さい頃から五輪に出場したいという思いがあった。五輪に懸ける思いはそれぞれ違うところもあると思うが、私の五輪に懸ける思いを大事にしつつ、ミラノ五輪に向けて挑戦できる期間は今しかないので、今を大事にして頑張りたい。五輪を見るのが好きで、真剣に何かと向き合いながらプレーをしている選手や、競技は違ってもメダルを獲得して感動している選手、取れなくて悔しくても次に向かっている選手を見るとかっこいいと思う。私もその舞台に立てたらなと思うし、五輪に出ないとわからない気持ちや経験できないものもあるので、五輪に行きたいです。

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