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大谷翔平がすごすぎて… もう1人の「40―40」ペース打者が“完全スルー”の悲劇

東スポWEB / 2024年9月3日 14時20分

大谷翔平(ロイター)

ドジャースの大谷翔平投手(30)は2日(日本時間3日)、敵地フェニックスでのダイヤモンドバックス戦に「1番・DH」で出場し、今季2度目の1試合3盗塁を決めて今季46盗塁とした。史上初の「45本塁打―45盗塁」まで、あと1本塁打に迫った。

未知の領域に突き進む大谷の足跡に注目が集まる裏で、脚光を浴びることなくひっそりと「40―40」に近づいている男がいる。ガーディアンズの主砲ホセ・ラミレス内野手(31)だ。ここまで134試合に出場して34本塁打、34盗塁をマーク。ちょうど40本塁打、40盗塁ペースで順調に来ており、8月23日(同24日)のレイズ戦で達成した大谷に続く史上7人目の「40―40」を成し遂げるチャンスは十分ある。

本来なら大きな関心を寄せられる活躍ぶりだが、何しろ大谷は「45―45」は時間の問題。空前絶後の「50―50」まで射程圏内とあり、〝一枚落ち〟のラミレスはほとんど注目されていない。

そこで米メディア「ヤードバーカー」が「静かに40―40シーズンを追及する見過ごされたスター」と題し、悲運のドミニカンを取り上げた。

「ドジャースの指名打者・大谷翔平は40―40シーズンで多くの注目を集めている。彼はMLB史上初の50―50の選手になる道を順調に進んでおり、この偉業は彼がいかに特別な才能を持っているかを強調している。しかし今シーズン、40―40クラブに入団する可能性のある選手は大谷だけではない」とラミレスの功績をたたえる一方で「ラミレスの輝きを奪ったのは大谷だけではない。ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手はさらに60本塁打のシーズンを狙っている」とも指摘。さらに上を行くライバルが多すぎて「ラミレスはその印象的なパフォーマンスにもかかわらず、ア・リーグMVP投票でトップ5に入ることはないかもしれない」と運のなさを伝えた。

ラミレスはオールスター戦に5度出場している名選手だが、打撃3冠など主要タイトル歴はなく、話題を集めるタイプではないという。「これはラミレスにとって新しいことではない。(米メディアの)ファイブサーティエイトは2022年に彼を『野球で最も評価されていないスーパースター』と呼んだ。これは2024年も変わらず、オールスターの常連は静かに印象的なパフォーマンスを披露している」と同メディア。

そんな気の毒すぎる男は「40―40」を達成して、スポットライトを浴びることができるのか。

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