【新日本】ジェイク・リーが入団会見「新日本プロレスは、私とどうしても契約したいらしい」

入団会見で契約書を掲げるジェイク・リー

新日本プロレスは３日、都内の事務所で新入団選手についての会見を行い、ジェイク・リー（３５）と１日付で選手契約を結んだと発表した。

ジェイクはノア７月の日本武道館大会での試合後「バレットクラブ・ウォー・ドッグス」の外道から勧誘を受け「グッバイ、ノア」と離脱を宣言した。その後、ウォー・ドッグスの一員として新日本の真夏の祭典「Ｇ１クライマックス」に出場。４勝５敗で優勝決定トーナメント進出は逃したがＳＡＮＡＤＡに勝利するなど存在感を示した。

この日、契約書の入った封筒を片手に会見に望んだジェイクは「新日本プロレスは、私とどうしても契約したいらしい。だから快く、私はサインした。ちょっと前までじゃ、信じられないだろう。だれが想像できた？ そう。人生は何が起こるか分からない。私はそれを、自分の身をもって体現しヒューマンドラマを提供しているんだ」とふてぶてしく話す。そして所属として改めて「まずやるべきことはウォー・ドッグスのメンバーとして新日本プロレスをグチャグチャにすることだ」と不穏な意気込みを語った。

反体制ながら入団会見を行ったジェイクだが「私が入団したいんじゃない。新日本プロレスが私を欲するか欲しないかだ。会社と選手の契約はそういうものじゃないか？」と不敵な笑みを浮かべる。満足いく評価を受けての契約だったのか「選手はあくまでも〝商品〟だ。商品が高く売れるなら、会社はそりゃ、ねえ。そういうことだよ。みなさん、お金儲けは嫌いですか。私は大好きだ。お金が大好きだ。契約した理由もその一つだ」と上機嫌。新日本の団体としての価値も評価して「やる価値は十二分にある。骨をうずめたっていい。心の底からそう思う。私に心があればだがな、フハハハハ」と高笑いした。