【中日】甲子園８連敗で阪神戦５年連続負け越し 立浪監督「明日は何とか先に点を取らないと」

中日の先発・高橋宏斗は７回３失点で３敗目

中日は３日の阪神戦（甲子園）に１―４で敗れて借金は今季最多タイの「１３」となった。これで今季、甲子園での阪神戦は０勝８敗１分け。５年連続で阪神戦の負け越しが決定した。

チームトップの１１勝を挙げている高橋宏斗投手（２２）でも鬼門突破とはならなかった。先発した高橋宏は２回、２本のヒットと四球で無死満塁のピンチを招くと木浪に左前適時打を許して２点を献上。７回には一死三塁から近本に右前適時打を浴びて３点差。７回３失点で３敗目を喫した高橋宏は「先制点を取られてしまい、その後もリズムの悪い投球になってしまいました」と肩を落とした。

打線は阪神先発・高橋の前に７回までわずか３安打。９回無死二、三塁からカリステの内野ゴロの間に１点を返すのがやっとだった。

立浪監督は「甲子園で先に点を取られて、そのまま追加点を取られてやられているという試合が続いている。明日は何とか先に点を取らないと」と悔しそうな表情。阪神戦で今季の負け越しが決まったことについて「バンテリンではそこそこ戦えているんですけど、ここで勝てないというのは明らかにバンテリンよりも点を取られてしまう。残り今年はここでは２つなので一つでも勝てるように明日頑張ります」と語った。