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比嘉大吾 武居由樹に惜敗で引退の意向「いろいろあって楽しい10年間でした」

東スポWEB / 2024年9月3日 23時24分

リングを後にする比嘉大吾

ボクシング元WBC世界フライ級王者の比嘉大吾(29=志成)が3日、東京・有明アリーナでWBO世界バンタム級王者の武居由樹(28=大橋)に挑戦して0―3の判定で敗れた後、引退の意向を明らかにした。

日本最長ブランクとなる6年5か月ぶりの世界王座返り咲きを狙った比嘉は、武居と一進一退の熱戦を展開。11回には左フックでダウンを奪ったが、12回に猛反撃を許して2者が1点差という小差でベルトを逃した。

敗れたものの試合の後の表情は晴れやか。そして、記者会見では「初めていい試合ができたんじゃないかと思う。やり切った感がある。ボクシング人生いろいろあって、拾ってもらって、楽しい10年間でした。負けたら負けたで悔いはない」と現役を退く意向を口にした。

デビュー15連続KO勝利という快進撃を続けたものの、6年5か月前に体重超過で世界王座を剥奪という日本初の汚点を残し、一時は引退も考えるほどのどん底に落ちた。再起の理由は「お金のため」という。

しかし、野木丈司トレーナーの献身的な支え、同門の先輩で元世界4階級制覇王者の井岡一翔の指導など、「無償でやってくれてるというのを感じられて、そこもあったから頑張れた」と改心。惜しくも結果は出せなかったが、「恩返しはチャンピオンになってからしかできないですけど、違う形で恩返しできればいいかなと思います」と誓った。

愛されキャラの沖縄ファイターは明るくリングを去る。

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