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【ドラディション】70歳の藤波辰爾 高橋ヒロム戦の先に見据える〝タイトル取り〟「記念試合にするつもりはない」

東スポWEB / 2024年9月4日 6時9分

11・22後楽園ホール大会に臨む藤波辰爾(左)と高橋ヒロム

〝炎の飛龍〟こと藤波辰爾(70)が、まさかのタイトル取りを視野に入れている。

自身率いる「ドラディション」の11月22日東京・後楽園ホール大会では、新日本プロレスの元IWGPジュニアヘビー級王者・高橋ヒロム(34)との対戦が決定。長男のLEONAが31歳であることから、親子ほど年齢が離れた相手との一騎打ちになる。

藤波は「突拍子もないことかもしれないけど、俺のどこかに大御所のアントニオ猪木さんがいるんですよ。あの人はマンネリ化とか一番嫌ったんでね。不可能だろっていうことをやってきた人だから、それが今の俺にも必要かなって」と、ヒロムを指名した理由を説明。根底にある〝猪木イズム〟が突き動かしたという。

しかも、IWGPジュニア5回の戴冠実績を誇るヒロムは、現役ジュニアの最前線にいる選手だ。その事実を踏まえた上で、藤波は「タイトル? まずこの試合が一つ自信にもなるでしょうし、それからいろいろなことが見えてくるでしょうね。可能性をゼロにはしたくないから。じゃなかったらこういうカードも生まれないし、自分が現役として立ってないですよ」ときっぱり。何かしらのタイトル取りに動く可能性を示唆した。

70歳での王座挑戦となれば、話題性も十分。「記念試合にするつもりはない」と予告した飛龍の目は真剣そのものだ。

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