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【カーリング】ロコ・ソラーレ異例3人態勢で〝ケガの功名〟 吉田夕梨花の不在で得た「学び」

東スポWEB / 2024年9月4日 6時10分

ロコ・ソラーレの(左から)藤沢五月、鈴木夕湖、吉田知那美、吉田夕梨花(代表撮影)

カーリング女子で北京五輪銀メダルのロコ・ソラーレ(LS)は、逆境を成長の糧にしている。今季初戦となった8月のアドヴィックスカップは、リード・吉田夕梨花が腎臓結石の手術後のため欠場し、セカンド・鈴木夕湖、サード・吉田知那美、スキップ・藤沢五月の3選手で出場。4位に終わる一方で、プラスの面もあった。

本来は1エンドで4選手が2投ずつ石を投げる。しかし、この大会は鈴木が1~3投目、吉田知が4~6投目、藤沢が7~8投目を担った。体力的には厳しい面もあったが、カーリング関係者は「鈴木選手と知那美選手は投げる回数が多かったので、実戦でアイスを読む感覚を養うことができたみたい」とメリットを指摘した。

さらに、大会中には吉田夕が得意とするウィック(フリーガードゾーンの石をアウトにならない程度に動かすショット)に鈴木が挑戦する場面もあった。作戦は失敗に終わったが、同関係者は「改めて夕梨花選手の存在の大きさを実感できたのでは」。異例の3人態勢を通じて、多くの学びを得たようだ。

1日まで行われた今季2戦目のアルゴグラフィックスカップは、吉田夕が復帰して準優勝に貢献。2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪を見据える上で、いぶし銀の復活が一つの起爆剤になりそうだ。

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