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【巨人】阿部監督を悩ます貧打 チーム内から「投手陣への負のスパイラル」を危惧する声

東スポWEB / 2024年9月5日 5時10分

7回のチャンスに代打・坂本勇人は遊ゴロに倒れた

巨人が4日のヤクルト戦(京セラ)に0―3と零封負けを喫し、連敗。これで5試合連続3得点以下と深刻な貧打に阿部慎之助監督(45)も頭を悩ませている。

先発したグリフィンが6回2失点と力投する中で、打線は相手先発の吉村を前になすすべがなかった。7回は二死一、二塁とようやくこの日最初のチャンスをつくったが、代打・坂本はあえなく遊ゴロに倒れた。その後8、9回といずれも得点圏まで走者を進めたが反撃はかなわず、9安打を放ちながら吉村にプロ初完投初完封を許した。

これには阿部監督も「完敗だな。チャンスもそんなにつくれなかったので」と白旗。首位・広島は敗れたが、3位・阪神が連勝し、2位・巨人を猛追しているだけに手痛い連敗となったが、それでも「焦っても勝てるものでもないし、切り替えて。僕らもしっかりとどっしりとして試合に臨ませてあげたい」と平常心を貫く構えを見せる。

とはいえ、得点力を欠く打線がチームに与える影響は深刻だ。直近5試合での平均安打は8・2本ながら平均得点はわずか2・8点。先発陣は8月31日の戸郷(6回途中4失点)を除き、5試合で4度クオリティースタート(6回以上、自責点3以下)を達成し、力投を続けている。

それだけに、チーム内からは「あまりに得点の少ない試合が続くと、先発投手も『絶対に無失点で切り抜ける』という気持ちが強くなり過ぎて過度に力が入ってしまう。そこから徐々にリズムが崩れていく…という最悪のシナリオだけは避けないといけないから、打線も早めに復調してほしいけど…」と負のスパイラルを危惧する声も出ている。

試合後、杉内投手コーチは「投手陣は先制点を与えないようにしないといけないし、野手陣が流れをつくって勝てる試合ができるようになるまで頑張るしかないからね。抑えておけば負けることはないので」と今が踏ん張りどころであることを強調。その奮投に応えるためにもG打線は一刻も早く目覚めるしかない。

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