1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

【中日】〝甲子園恐怖症〟よりヤバい… シーズンの得点が「球団ワースト」を下回る危機

東スポWEB / 2024年9月5日 6時5分

貧打に頭を抱える中日・立浪監督

また甲子園で負けた。中日は4日の阪神戦(甲子園)に4―9で敗れ、今季甲子園では0勝9敗1分けで、借金も今季ワーストの14まで膨れ上がった。

初回に2点を先制したものの、先発の小笠原が直後に6連打を浴びるなど一挙6失点。まさかの展開に立浪監督は「小笠原は立ち上がり慎重にいっているんでしょうけど6点が今日はすべてだった」と厳しい表情だった。

深刻な〝甲子園恐怖症〟に陥っている立浪竜だが、実はそれよりもヤバいワースト記録更新の可能性が出てきている。今季ここまで122試合を消化してリーグワーストの316得点。これは1試合平均2・59得点でシーズン(143試合)370点ペース。このままでは2リーグ制以降の球団ワースト記録であるシーズン369得点(1956年=130試合)を下回ることにもなりかねないのだ。

中日は昨年、シーズン390得点で1997年にナゴヤドーム(現バンテリンドーム)に本拠地を移してからのワースト記録を更新した。だが、立浪監督3年目の今季は貧打にさらに拍車が掛かっているのが現状。ホームラン数やチーム打率は首位・広島を上回っているが「バントや走塁で走者をなかなか進めることができないから得点に結びつかない。得点が少ないから連勝するような雰囲気にならない」とチーム関係者の間からもタメ息が出ている。

広いバンテリンドームを本拠地にしていることで打者にとっては不利な面もあるが、落合監督時代の2005年(146試合)には現役時代の立浪監督をはじめ、タイロン・ウッズ、福留孝介らが打ちまくって球団歴代2位となるシーズン680得点を記録している。甲子園で勝てないことについて「力がないから勝てない。力不足です。まだまだ。明らかに。と、思います」と語り、帰りのバスに乗り込んだ立浪監督だが、残り21試合でどれだけ得点を挙げることができるか――。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください