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共産・田村智子氏 自民党総裁選の候補者たちをチクリ「裏金問題の真相解明を誰も語らない」

東スポWEB / 2024年9月5日 19時31分

日本共産党の田村智子委員長

日本共産党の田村智子委員長は5日に国会内で開いた会見で、自民党総裁選(12日告示、27日投開票)に立候補を表明した候補者たちに苦言をていした。

これまで正式に出馬を表明したのは小林鷹之前経済安保担当相、石破茂元幹事長、河野太郎デジタル相、林芳正官房長官、茂木敏充幹事長の5人。この顔ぶれについて、田村氏は「裏金議員の温存、古い政治、古い体質の継続という総裁選挙になっている状況と言わざるを得ないです」と厳しく批判した。

そもそも候補者が乱立する総裁選となったのは、岸田文雄首相が派閥のパーティー裏金事件を受け、自民党の信頼回復を目指すために総裁選不出馬を表明したことに起因するが…。

「裏金問題の真相解明をどうするのかいうことを誰も語らない。麻生派も裏金をつくったと報道されている。岸田首相は(国会会期中に)調査を行わず、自民党として麻生派の裏金を隠した。次から次へです。裏金問題は(総裁選で)最も問われなければならないはずなのに誰も口にしない」(田村氏)

野党側は、新総裁が裏金問題を起こした国会議員たちの〝処遇〟、つまり次期衆院選に党候補者として公認するかどうかに注目している。

「ある方(候補者)が、公認しないと発言したら翌日に撤回、手のひらを返した。これは裏金議員から突き上げをくらって、裏金議員の支持を得なければ総裁になれないことが含めてあるわけだから、次の選挙で公認するのかどうか。これが言えない状態になっています」と変わらない体質をチクリ。

最後に田村氏は「企業に今後も政治資金パーティーのパーティー券を売りさばくのですかということが問われている。企業にパーティー券を買ってもらうのかどうかも言わない状況です。私たちもただ見ているわけにいかないので総裁選が行われているなかでも自民党に対して問題提起をしていきます」と語った。

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