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【RIZIN】平本蓮に榊原CEOは厳しい言葉「疑惑と戦うことになります。燦然と輝く物ではなくなった」

東スポWEB / 2024年9月5日 21時31分

榊原信行CEO

格闘技イベント「超(スーパー)RIZIN.3」(7月28日、さいたまスーパーアリーナ)で朝倉未来と対戦し〝ドーピング疑惑騒動〟の中心となった平本蓮に榊原信行CEO(60)が猛省を促した。

筋肉増強剤など禁止薬物の使用を示唆するような音声のSNS上への流出を発端に炎上となった今回の騒動だが、5日に榊原CEOがRIZIN医療部のドクター3人と共に行った会見でドーピング検査の結果が陰性だったことを発表。今回の騒動が起きたことに「格闘技全体に向けられている疑惑の目というか…。信頼を回復するためにも全力でやらないといけないと思うので」と、今後アンチドーピングへの細かいルールの策定や予防のための厳罰などを導入していくことを誓った。

一方で騒動の発端となった平本には「猛省してほしい。疑惑を起こしてしまったことを反省し、行動規範を変えるきっかけにしてくれたらと思います」と厳しい言葉を送った。平本は2日に自身で会見し、流出した音声データは自分の声であるとしたものの、禁止薬物は購入はしたが使用していないなどと説明し潔白を主張していた。これに榊原CEOは「入手していた時点で、ルールによってはアウトなんです。RIZINでは規定がないのでドーピングと裁定できないが、今後はそれを改訂することも協議します」と指摘する。そして「次は大みそかをオファーすることになると思いますが、未来に向けての検査を受けてもらおうと思います」と血液検査を含めて次戦の前に再検査を行う意向だとした。

その上で今回の疑惑が「〝買ったけど飲まないって、本当?〟って思うのが人間だと思います」と今回の検査結果で払しょくされることはないと認める。そして「決めたルールでさばくしかないっていうのも現実です。本当は、こういう疑惑を持ちたくもないですが、飲んだか飲まないかは誰も分からないんですよ。〝朝倉信者〟とか未来の関係者からする『ムッチャ怪しいじゃん』って思っても仕方ないと思います。でもこれは水掛け論だし、僕らが決めたルールでさばくしかない」と話す。さらに「今後、彼は疑惑と戦うことになります。それは、クリーンな体で戦うことで証明するしかない。(未来に勝ったことが)さんぜんと輝く物ではなくなったと思うのは事実です」と厳しい言葉を送った。

また敗戦後に引退を表明し、総合格闘技戦の事実上のラストマッチが「いわくつき」となってしまった未来には「人生をかけて、格闘家として引退をかけて戦った試合を、心無いドーピングの疑惑で汚してしまって本当に悔しいです。ふびんでなりません。この結果を招いたことは、最終的にプロモーターである僕の私の責任だと思います」と唇をかむ。さらに「これが最後となったのはおわびしたい」と節目の試合で騒動に巻き込んだことに謝罪の言葉を並べていた。

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