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【日本代表】伊東純也の完全復活を武田修宏氏が太鼓判 三笘薫とのウイングバック起用「武器になる」

東スポWEB / 2024年9月6日 5時8分

伊東純也がゴールを決めるとこの日一番の歓声が沸き起こった

歴史的圧勝の〝主役〟はMF伊東純也(31=スタッド・ランス)だ! 森保ジャパンは、5日の北中米W杯アジア最終予選の中国戦(埼玉)で7―0と完勝。最終予選では日本代表史上最多得点のゴールラッシュとなった。性加害疑惑の不起訴を経て7か月ぶりに代表復帰を果たした伊東が、1ゴール2アシストと大活躍。負傷で長期離脱していたMF三笘薫(27=ブライトン)とともに、元日本代表FW武田修宏氏(57=本紙評論家)は復活に太鼓判を押した。

すでに勝負は決していた。それでも、5万超の大観衆が待ちわびていたのは、この男のゴールだった。4―0で迎えた後半32分、右サイドのMF久保建英(23=レアル・ソシエダード)からパスを受けた伊東は、ペナルティーエリア内から左足を一閃。強烈なシュートは相手選手に当たって方向が変わり、ゴールへと吸い込まれていった。

するとスタジアムからは、この日一番の大歓声が沸き起こる。ピッチ上やベンチの選手、スタッフも喜びを爆発させ、歓喜の輪ができた。

7か月ぶりに代表復帰を果たし、初めて迎えた一戦。後半18分から途中出場して復帰後初ゴールに加え、後半42分のFW前田大然(セルティック)、同アディショナルタイムの久保のゴールもアシスト。いきなり3ゴールに絡むパフォーマンスを披露した。

「いやあ、やっぱりモチベーション上がったし、うれしかったし、ゴールを取ってやろうって本当に思っていた」と試合後の伊東は会心の笑顔。ゴール後には、スタンドに向かって深々と一礼したが「自然に出た。本当にありがとうございますと。思った以上に声援がすごかったし」。性加害疑惑で代表を離脱していた期間も、信じて待っていてくれたファンやサポーターに対する感謝の思いから出た行動だった。

森保一監督は「われわれの大きな武器であることをプレー、結果で示してくれた」と絶賛したが、武田氏も異口同音だ。

「ブランクはあったけど、積み重ねがあるから連係も問題ないし、グループとしても分かり合っている。心配ない」と代表を異例の状況で長期間にわたって離脱していた影響は皆無と強調した。

腰の負傷などにより、伊東と同じくアジアカップ以来の復帰となった三笘もエンジン全開。前半アディショナルタイムに強烈ヘッドでチーム2点目を挙げるなど躍動して「練習でも言われていたので、そこは毎回狙ってた」としてやったりの表情だ。

武田氏は三笘について「格の違いを見せつけた。(イングランド)プレミアリーグでやっているスピードや緩急も見せたし、アジアでは群を抜いている。止められない」と代表での復活に太鼓判を押した。

森保ジャパンは6月から3バック戦術を本格的に導入し、代表ではカタールW杯以来となるウイングバックでプレーした伊東と三笘。ともに極めて高い適性を示し、今後の戦いに向けて「大きな武器になる」と武田氏は大きな期待を寄せる。

伊東は「最終予選からしっかりやるとなっていたので。そこをしっかりできればいい」とこれまでのうっぷんを晴らす大活躍を誓った。復活した両エースが、8大会連続のW杯出場へ日本をけん引してくれそうだ。

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