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【中日】苦手は阪神だけじゃない… 巨人、DeNAへの「相性の悪さ」はペナント争いに影響か

東スポWEB / 2024年9月6日 6時7分

立浪政権がずっと苦手の「3球団」とは

中日は5日の阪神戦(甲子園)に1―2で敗れ、借金は今季ワーストの「15」に膨れ上がった。今季、甲子園での阪神戦は0勝10敗1分けでフィニッシュ。甲子園未勝利に終わったことについて立浪監督は「ヒット11本打って1点しか取れていない。これは自分の責任でもあるし、何より甲子園で一つも勝てなかった。見に来てくれているファンの方に申し訳ないです」と謝罪した。

阪神戦は7勝14敗3分けで5年連続負け越しとなった中日だが、実は阪神以外にも苦手にしているチームが2チームある。それは巨人(9勝12敗1分け)とDeNA(7勝12敗1分け)。立浪政権となってからこの3チームをずっと苦手にしているのだ。

特にDeNAには2022年が6勝18敗1分け、23年も8勝16敗1分けとコテンパンにやられてきた。それだけに開幕前、立浪監督は「苦手意識があるのか、牧選手のように同じ選手に打たれたり、ある一定の投手が打てないといったことが顕著に表れたのがDeNA戦でした。そこへの対策は当然、していかないといけないと思っています」と語っていたが、今季も牧には打率3割0分3厘、4本塁打、15打点とカモにされるなど苦手意識の払拭はできないままだ。

また巨人・菅野は対中日戦で5勝0敗、防御率1・04とドラゴンズを大のお得意さまとしている。これでは「同じ相手にやられすぎている」という嘆き節がチーム関係者の間から出てくるのも仕方ないだろう。

セ・リーグは首位・巨人から4位・DeNAまで4・5ゲーム差と大混戦。中日は残り20試合のうち阪神と1試合、巨人と3試合、DeNA、ヤクルトと5試合、広島と6試合残している。今回の阪神戦のように中日が苦手の巨人、DeNAにも白星を配給していけばこの2チームががぜん有利となるが果たしてどうなるか。

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