1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

ジョン・F・ケネディ大統領暗殺事件の未公開フィルムが競売に 10秒間の新映像

東スポWEB / 2024年9月6日 6時7分

未公開フィルムの1コマ(RRオークションのユーチューブチャンネルから)

ジョン・F・ケネディ暗殺事件の未公開の8ミリフィルム映像が9月29日、オークションに出品される。米紙ニューヨーク・ポストが先日、報じた。

撃たれたケネディ大統領の車列が病院へ急ぐ様子をとらえた、これまで公開されたことのない映像が発掘された。故デール・カーペンター・シニア氏が撮影した家庭用8ミリフィルムの映像で、1963年11月22日、ケネディ氏が暗殺された直後を映し出しているという。

ボストンのRRオークションの副社長ボビー・リビングストン氏は「これはカラーで素晴らしい。時速80マイルのスピードを体感できる」と語った。

この映像を鑑賞したドキュメンタリー映画製作者で元FBI分析官のファリス・ルークストゥール3世氏は「この映像はパークランド病院への急行の様子を、これまで見た断片的な映像よりも完全に映し出している。大統領が撃たれた直後の瞬間を新鮮な視点でとらえており、オークション終了後はどこかの映画製作者に利用されることを期待している」と語った。

カーペンター氏が撮影した映像はわずか10秒ほどで、レモン通りをダラスのダウンタウンに向かって走行する大統領の車列の付属車両の映像で始まる。その後、ケネディ氏が致命傷を受けた直後、州間高速道路35号線を車列が疾走する中、カーペンター氏が転がる場面が映し出される。

この映像には、シークレットサービスのクリント・ヒル捜査官がケネディ家のリムジンの後部に飛び乗って、ケネディ夫人の後ろに立つ様子も映っている。

暗殺者として逮捕されたリー・ハーヴェイ・オズワルドは狙撃銃を持って倉庫の6階に陣取り、ケネディ氏に致命的な一発の銃弾を発射したとされる。ケネディ氏が頭部を撃たれた後、車列は州間高速道路35号線に入り、パークランド記念病院へ急行したが、約30分後に死亡が確認された。

カーペンター氏の孫、ジェームズ・ゲイツ氏は「1991年に亡くなった祖父がJFK暗殺の映像を所有していたことを家族は何年も前から知っていたが、そのことについてはあまり語られていなかった」と明かした。

ゲイツ氏は、ミルク箱の中に家族のフィルムと一緒に保管されていたこのフィルムを見つけ、2010年に初めて自分の寝室の壁に映し出した。そして今回、初めてオークションにかけられることになった。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください