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千葉・習志野ストーカー男〝トンデモ行為〟の数々 注意した地元民「バットで殴られた」

東スポWEB / 2024年9月6日 9時31分

自宅に貼ってある選挙ポスター

千葉・習志野のストーカー男が、懲役5か月の一審判決を不服とし控訴。その判決公判が5日あり、東京高裁は控訴を棄却した。

判決文などによると、配達業・藤ヶ谷晋典(しんすけ)被告(50)は今年2月の節分ごろ、当時48歳の女性Aさんに恵方巻および「娘さんと2人で食べて」などと記した手紙入りの段ボールを郵送し、交際を要求。

さらに同月下旬、2回にわたり「僕の女に、彼女に、お嫁さんになって下さい。僕はAとしかエチエチな関係になりたくないということです。A、愛しています」などと書いた手紙を送った。「自分の下半身がいま何センチあって、それで妊娠させてあげるよみたいな内容も書かれていた」(事件関係者)

藤ヶ谷被告は2018年、Aさんを被害者とする器物損壊、傷害、窃盗の罪に問われ、最高裁まで争ったが棄却され有罪判決を受けた。今回は、その執行猶予期間満了から約1年2か月後の犯行。

しかも恵方巻を送った後、藤ヶ谷被告は警察官から、手紙を送ってはいけないなどと注意されていた。一審で同被告は同じことをしないと誓約したが、高裁は「そのことを大きく評価することはできず」と断罪。執行猶予がつかなかった点や刑期の点においても「重すぎて不当であるとは言えない」とした。

さる地元男性は「人に嫌がらせするのが生き甲斐の、大変な迷惑男です」と眉をひそめ、藤ヶ谷被告の素性を明かす。

「Aさんの家に毎日のように行って洗濯物をチェックしたり、車のナンバープレートを曲げたり、郵便物を盗んだり…。警察の家宅捜索では、いろんな女性の郵便物が出てきたそうです。事実、しつこく付きまとわれた地元女性を2人知っています。うち1人の件で昨年11月、注意しに行ったら、藤ヶ谷に逆上されバットで殴られました。女性は恐怖を感じ引っ越しました」

迷惑行為はストーカーだけにとどまらないという。

「私はマンションの敷地に何度も勝手に入り込まれたり、実家には深夜の無言電話が何度もありました。クビになった消防団に再入団させろとイチャモンをつけたりも。被害を受けた人たちは『被害者の会を結成しようか』と話しているくらい」(地元男性)

藤ヶ谷被告は昨春、習志野市議選(定員30人)に候補者45人のうち1人として出馬し、得票数100票で落選した。自宅入り口には、当時の選挙ポスターをビッシリ貼っている。

今年5月の一審判決を前に、勾留先から知人へ宛てた手紙には「すんごい悪いことしたわけではないので!」「アソコの元気も快晴です!なんちゃって!」「実刑だったらマジかよと笑えなくなるかもだけど」などと綴っている。

Aさんに送った手紙については「そんなにひどい内容じゃないです。義務なき要求と性的さじ心(羞恥心)ぐらいです!それだけあればじゅうぶんかもだけど、笑える内容なんだけど」と説明。

Aさんや家族への言葉も「仕事も親父に負担を掛けちゃって、親父やおふくろが生きている間に楽しく過ごして、長生きしてもらわないとです。被害者たんにも、こまらせちゃって、ごめんなさいですです」と真剣味が欠け、手紙の最後のほうは「何事も経験です。しなくてもいい経験もありますが全て無駄にはならないし、生きていくこやしにします。この経験を!」と結んでいる。

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