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韓国ドローで指揮官への不満爆発 孫興民はファンに訴え「応援と愛をお願いする」

東スポWEB / 2024年9月6日 10時16分

エースは無得点に終わった(ロイター).jpg

北中米W杯アジア最終予選B組の韓国はホームで迎えた初戦(5日=日本時間6日)で格下のパレスチナと0―0で引き分けたことで、洪明甫監督(55)への風当たりが強まっている。

試合前から指揮官への不満がスタジアムに充満する中、韓国メディア「SPOTVNEWS」によると「サッカーファンはスタメンから洪明甫監督に向けた批判を打ち出した。試合中、電光掲示板に洪明甫監督の顔が映るたびに怒りを表に出した」という。しかも格下相手にホームでスコアレスドローという結果にサポーターは不満をさらに募らせた。

この日、得点を奪えなかったエースFW孫興民(トットナム)は「選手がファンの立場を完璧に代弁することはできない。監督の選定に対して選択が良い、悪いというのは難しい。すでに決められた過程で私たち選手が変えられるものではない」と話した上で「ファンと選手の関係が良くなければならない。良い雰囲気の中で選手をファンは励ましてほしい。彼らはファンが原動力で1歩を踏み出す。難しいが、多くの応援と愛をお願いする」と訴えた。

洪明甫監督は「初戦で勝利できずに申し訳ない。選手たちは最後まで最善を尽くした。何度もあった得点機を生かせなかったのは残念だ」とし、サポーターから不満が出ていることに「今の状況で十分にファンの心は理解する。これから耐えなければならない」と語ったが、出遅れを取り戻せるだろうか。

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