【WHITE SCORPIONインタビュー #３】運営サイドに売り出し方を〝直訴〟 資料持参で「今の時代に適応できてない！」

左から、NAVI、CHOCO、ACE、NICO

秋元康氏プロデュースの１１人組アイドルグループ「ＷＨＩＴＥ ＳＣＯＲＰＩＯＮ（ホワイトスコーピオン、略称・ホワスピ）」が、８日に初のワンマンライブ「初撃。」（時事通信ホール）を開催し、１１日には初のミニアルバム「Ｃａｕｔｉｏｎ」をリリースする。ＡＣＥ（エース＝１７）、ＣＨＯＣＯ（チョコ＝１７）、ＮＡＶＩ（ナビ＝２１）、ＮＩＣＯ（ニコ＝２０）を直撃すると、運営サイドに危機感を持ったメンバーたちが売り出し方などをまとめた〝分厚い資料〟を作成。「今の時代に適応できていない！」とプレゼンテーションしていたことがわかった。（インタビュー・佐藤愛生）

――昨年１２月に「眼差しＳｎｉｐｅｒ」でデビューし、５作のデジタルシングルをリリース。初のミニアルバムは待望のＣＤ作品。グループの今はどう感じてますか

ＮＡＶＩ もっと人気が出てもいいんじゃないか…もっと上を目指せるグループだと思います！

ＮＩＣＯ 結成して１年ほどたつんですけど、私たちのアイドルに対しての向き合い方もいい意味で上を目指せるようになりました。自分たちの立ち位置をようやく把握できてきたレベルではあるんですけど。私たちが目指すべき場所は、ファンの方が幸せになることを一番に考えることが大切だなって思ってます。

ＣＨＯＣＯ パフォーマンス力は褒めていただけることも多い。今の時代はかわいらしいアイドルグループが多かったりする中で、私たちは珍しい。最初はとっつきにくいと思う方もいると思うんですけど、しゃべったら中身は普通の女の子だったり、かわいかったり明るい子も多いので、そうやって私たちのことを知ってみてほしい。

――ミニアルバムは、魅力をアピールする一つのきっかけになる

ＣＨＯＣＯ 世間への露出がまだ少ないので、知っていただけさえすればとりこにできる魅力は十分備わっていると思う。初のＣＤ、円盤が世間に出るので、ＷＨＩＴＥ ＳＣＯＲＰＩＯＮの強さを世にたたきつけたい。知っていただく機会にもなると思いますし、テレビの方とかにも「ＷＨＩＴＥ ＳＣＯＲＰＩＯＮを呼ばなきゃ！」となるように頑張りたい。

――ＡＣＥさんはグループの成長を感じる？

ＡＣＥ 初期の頃に比べてメンバーの自覚も芽生えてきて、どんどん良い方向に向かっている。リリースイベントごとにお客さんも増えてきて、フェスや音楽番組などに出演してきた。すごいチャンスがいただけているので、絶対につかめるようにみんなでパフォーマンス力やトーク力を磨いて、世間に見つかる準備をしていけたらいいなって思っています。