【新日本】デスペラードが俳優初挑戦 当初は「僕でいいんでしょうか？」も「めちゃくちゃ楽しい」

俳優に初挑戦するデスペラード

新日本プロレスのエル・デスペラードが、俳優初挑戦に向けて意気込みを語った。

デスペラードは１１日から東京ドームシティ・シアターＧロッソで行われる舞台『戦隊大失格』ザ・ショーに戦闘員Ｆ役で出演する。オファーを受けた際には「『僕でいいんでしょうか？』という疑問というか…」と戸惑いもあったと吐露。それでも原作のアニメや漫画を読み「多分ここのキャラクターの心情を表すしゃべり方をしてほしいんだろうな、というのはありました」と感じたと明かした。

現在は左ヒザ半月板の手術を受けて戦線離脱中だ。そんな中の挑戦とあって「目的意識を持って動けるという点はすごくありがたいです。３か月かかるか４か月かかるか分からない復帰までの期間なんで」と感謝を口にする。リハビリを続けながらの舞台稽古に「正直身体的にはしんどいですけど、それを超えてめちゃくちゃ楽しいんですよ。プロレスラーが表現するのは自分の生きざまじゃないですか。でも俳優さんが表現するのは別の誰かなのでそれってすごいなって。やってみて新しい感覚ですごく楽しいです」と前向きに語った。

俳優としての経験はリング上にも好影響を与えるのか。この問いに「まだ舞台の稽古を始めてからプロレスをしていないので分からないです。お客さんのいる前でロックアップして受け身を取って、その時初めてわかるんじゃないですか」と答える。そして「『これを持って帰ってプロレスに役立てよう』っていう発想は今の所１個もないです。『全力でやらないと失礼だな』というだけで。帰った時に何か見えてくれたらいいなとは思うんですけど、初舞台をやらせていただくのが、僕の『戦隊大失格』ザ・ショーのゴールなんで。おまけとかは正直、いらないです」と力強く話した。全身全霊をかけて臨むデスペラードの初舞台に注目だ。