【体操】岡慎之助 国民スポーツ大会出場に感謝の声「日本の競技レベルも上がっていく」

岡慎之助

７日に行われる国民スポーツ大会（佐賀・ＳＡＧＡアリーナ）の体操成年男子に出場する岡慎之助（２０＝徳洲会）に対し、周囲から感謝の声が上がっている。

先月のパリ五輪は団体総合、個人総合、種目別鉄棒で金メダル、種目別平行棒でも銅メダルを獲得。日本勢では１９７２年ミュンヘン五輪の加藤沢男以来、５２年ぶりの３冠を達成した。帰国後は豚骨ベースのスープにたっぷりの野菜と背脂が特徴の「ラーメン二郎」でエネルギーをチャージしたという。

パリ五輪から約１か月の短いスパンで早くも実戦復帰。大会関係者は「やっぱりトップレベルの選手の演技を見られるのは、チームメートや他のチームにも影響を与えるだろうし、なかなかないことだと思う」とメリットを指摘した上で「他選手たちにいい影響を与えることで日本の競技レベルも上がっていくと思う」と相乗効果に期待を寄せた。

今大会の岡は故郷の岡山県代表として出場する。凱旋試合に向けては「もちろん優勝したい。高校からか神奈川にいて、岡山に結果では恩返しできていない。今年は岡山代表で結果を出して恩返ししたい。自分のためにも演技するけど、見ているみなさんのためにも演技して、見ていて楽しいと思ってくれるような演技をしたい」と意気込んでいる。

金メダリストの参戦は大きな効果を生み出してくれそうだ。