1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

小泉進次郎氏会見で「公平に当てろ!」怒号飛び交う 旧ジャニーズ会見を彷ふつ

東スポWEB / 2024年9月7日 6時2分

会見で力説した小泉進次郎氏

小泉進次郎元環境相(43)が6日に都内で会見を開き、自民党総裁選(12日告示、27日投開票)への立候補を表明した。

本命視される小泉氏だけに多くの報道陣が詰めかけ、会見中には質問できない記者から怒号が飛ぶなど大荒れ。また政治家としての経験不足と未熟さを指摘され「知的レベルの低さで恥をかくのではないか」といった辛らつな質問を浴びた。しかし、そんな質問に小泉氏は大人の対応を見せ、評価を高めた。

会見場に姿を現した小泉氏は無数のフラッシュを浴び、立候補を高らかに表明。政治資金パーティーをめぐる裏金問題を念頭に「自民党が変わるには、改革を唱えるリーダーではなく、改革を圧倒的に加速できるリーダーを選ぶことです」と訴え、〝古い自民党〟との決別を誓った。

小泉氏のスピーチが終わり、質疑応答になると会見は荒れ始めた。最前列に座る大手メディアの番記者たちが名指しで指名され質問が続くと、質問ができない記者から「名前の分かった記者だけ当てないんでほしいんですけど! 公平に当てて下さい!」と怒号が飛んだ。

この日の会見には200人以上の応募があり、1社1人にして125人に調整。席取りの混乱を避けることを理由に、座席指定にするなど出馬会見としては異例の措置を取った。「週刊誌から過去の女性問題などの質問が出ることを警戒していたからです」(自民党関係者)

陣営側が記者の席を把握する〝進次郎シフト〟は、昨年の旧ジャニーズ事務所会見で問題になったNGリストを想起させ、公平性に欠ける印象を与えてしまったのだ。

指摘を受けたからか、その後は後方に座る記者も指名された。そんな中、フリー記者は「G7に出席されたら知的レベルの低さで恥をかくのではないかと皆さん心配しております。日本の国力の低下になりませんでしょうか?」とぶっこんだ。

そんな失礼な質問に小泉氏は笑顔を浮かべ「私に足らない所が多くあるのは事実だと思います。完璧ではないことも事実です。しかし、その足りない所を補ってくれるチーム。最高のチームを作ります。そのうえで各国のリーダーと向き合う覚悟があると思っています」と回答。

質問した記者の名前を入れ「〇〇さんに、このようなご指摘を受けたことを肝に銘じて『アイツ、マシになったな』と思っていただけるようにしたいと思います」と絶妙な返しを見せた。

立候補するにあたって、記者から集中砲火を浴びかねない会見が最大の難関と言われていた。それを何とか乗り越え、党内からは評価する声も多く上がっている。「名前を呼ぶあたりが人たらしですよね。しゃべり方もオヤジさん(純一郎氏)そっくりだけど、オヤジさん譲りの勘のよさがある」(永田町関係者)

総裁の座へ一歩近づいたか。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください