縦型ビッグの常識を覆した隙なしの一杯！【人気ブロガー厳選新作カップめん５品】

共同開発者はエースコックで、さくっとネタバラシすると前回紹介した「渾身の逸品」と同じ「多加水真空仕立て麺」を搭載しているのですが、お値段なんと１９８円＋税のポジティブあたおか仕様。食塩相当量の数値が異様に高かったので、そこはネックになりますけど、業界最高峰の「多加水真空仕立て麺」を確かめるためだけに買っても損ではない、そう断言できる一杯です。――あ、ゴマとキャベツたっぷりなのも嬉しい。

【伝説の辛麺専門店、カップめん限定メニューを創作】セブンプレミアム「辛だるま 旨辛豚骨まぜそば」（２６８円＋税）

福岡を代表する「博多だるま」が手掛けた旨辛麺専門店として、２０１２年６月２２日に限定オープンし、現在は幻の店となっている「辛だるま」。その味わいを復活させたカップラーメン（旨辛玉子とじ麺）は過去にもリリースされているのですが、店主監修…否、店主創作のカップめん限定メニューとして生み出されたのが本商品。

カップラーメンではノンフライめんを使用していたのに対し、まぜそばでは油揚げめんに変わったので、そこは残念に思えたけれど、ソースは「旨辛玉子とじ麺」の魅力を踏襲しながらも力強く、具材には２種のタマゴを採用するなど、個性的かつ完成度の高いカップまぜそばに仕上がっていました。あと、そこそこ豚臭いのも見どころです。

【あの商品に寄せてる！？】セブンプレミアム「チリトマト味ヌードル」（１５８円＋税）

即席カップめん業界におけるチリトマトといえば、日清食品の「カップヌードル チリトマトヌードル」しか認めない、っていうか他にあるの？ くらいの勢いで彼奴が独擅している状態ですが、そこに切り込んだセブンプレミアム。共同開発者はサンヨー食品で、めんはイイ線いってたんですけど、スープは…うーん、やっぱりカプヌかな。

とはいえ具材の構成は、白い謎肉を除いて完全に一致していたので、怖いもの知らずというか何というか、よくもまあダイレクトにぶつけてきたなと、その挑戦心に感銘を受けた次第。おとなの事情を含むハードルも多かったでしょうから、カプヌとの違いはもちろん、開発の苦悩を想像しながら楽しむのもオツですよ（悪趣味）。

※表示価格は発売時のメーカー希望小売価格です。スーパーなどでの販売価格は希望小売価格よりも安くなるケースが一般的ですが、コンビニでの販売価格はメーカー希望小売価格＋８％を目安にしてください。