イチロー氏を捕邪飛に仕留めた競馬ユーチューバーは何者？「広陵高校の中井監督のご子息です」

イチロー氏

マリナーズ・イチロー氏（５０＝会長付特別補佐兼インストラクター）率いる草野球チーム「ＫＯＢＥ ＣＨＩＢＥＮ」が工藤公康監督が率いるインフルエンサーを中心とした「パワフルスピリッツ」と対戦し、０―１１と大敗した。イチロー氏は「３番・ショート」で出場。木製バットで軟式球に立ち向かったが、いずれも小フライの３タコに終わり、守備でも落球するなど精彩を欠いた。

注目されたのが６回からマウンドに上がり、最終の７回二死でイチロー氏と対決、１球で捕邪飛に仕留めた元球児の競馬ユーチューバー・ナーツゴンニャー中井だ。大学まで野球を続け、パワスピに即戦力として新加入。最速１４０キロの本格派と期待され、工藤監督も才能を高く評価している逸材だ。

この試合は５日にライブ配信されたが、中継アナウンサーは中井について「広陵高校の中井（哲之）監督のご子息ということです。中井監督もこの対戦を見ているんじゃないですか」と紹介している。確かに顔も眼鏡もソックリだが…。夢の対戦を終えた中井はＸで「数値化できない瞬間でした」と感激をつぶやいている。

草野球とはいえ、完敗に悔しさをにじませたイチロー氏。チームは２３日に元メジャーリーガーの松井秀喜氏、松坂大輔氏が合流し、高校野球女子選抜と東京ドームで対戦する。