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大谷翔平「45―45」でも…殿堂入りの元本塁打王がMVPに猛反対「MLBはいつも言い訳」

東スポWEB / 2024年9月7日 14時38分

デビッド・オルティス氏(ロイター=USA TODAY Sports)

ドジャース・大谷翔平投手(30)が6日(日本時間7日)のガーディアンズ戦に「1番・DH」で先発出場し、45号ソロを含む4打数2安打1打点をマークした。

6回一死から甘く入ったシンカーを強振すると、打球はドジャー・スタジアムから上がる大歓声の中、バックスクリーン左に飛び込んだ。46盗塁と合わせ、これでMLB史上初の「45―45」。大谷が打つたびに新たな歴史を刻み続けている。

そして、過去の自分をも超えようとしている。盗塁数は「46」で、すでにエンゼルス時代の2021年にマークした自己最多の26盗塁を大幅に更新中。本塁打も同年に記録した46発まであと1本だ。しかもこの日のソロで伸ばした100打点も同年に並ぶキャリアハイ。さらに8回に放った右前打で今季160安打とし、こちらも22年の自己最多に並んだ。ドジャースは今季21試合を残しており、あらゆる打撃面の最多記録を塗り替えそうだ。

「45―46」となり、現実離れした「50―50」にも前進。ナ・リーグMVPの最有力候補であることは疑いようもないが、元キングが真っ向から異を唱えている。06年に54発を放ち、ア・リーグの本塁打王に輝き、16年限りで引退したデビッド・オルティス氏(48)だ。

22年に殿堂入りを果たしたオルティス氏は、同じドミニカ共和国出身でMLB記者のヘクター・ゴメス氏のインタビューで皮肉を交えながらこう語っている。

「(MLBは)僕が指名打者だからMVPを与えられなかった、といつも言い訳をしていた。今年、彼らがどうするのか見てみたいよ。それに大谷はMLBの『お気に入り』だ」

今季の大谷は昨年9月に右ヒジを手術したことで、守備に就かないDHだけで出場を続けている。MVPは攻守のトータルで評価されてきた歴史があり、DHだったオルティス氏も本塁打王になっても見送られた。その前例にならえば、自分がはじかれたように大谷も〝除外〟されるべきというわけだが…。

このやりとりを報じた米メディア「AlBat」は「ビッグ・パピ(オルティス氏)はMVPを獲得できなかった時と同じように扱われるべきと主張した」としつつ「ドジャース入団1年目にして、大谷はMLB史上初となる50本塁打、50盗塁以上を達成する選手になろうとしている」などと伝えている。

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