1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

【体操】宮田笙子 涙の謝罪コメントの裏で…大会側はバタバタ「上の言うことがコロコロ…」

東スポWEB / 2024年9月8日 6時2分

復帰にあたり、自らコメントを出した宮田笙子

涙の再出発だ――。飲酒と喫煙行為でパリ五輪代表を辞退した体操女子の宮田笙子(19=順大)が7日、国民スポーツ大会(佐賀・SAGAアリーナ)の成年女子に福井県代表で出場。段違い平行棒を除く3種目で演技し、鯖江高時代を過ごした第2の故郷を6年ぶり6度目の団体優勝に導いた。

目には光るモノがあった。先月閉幕したパリ五輪は主将として活躍が期待されるも、大会直前に内部通報により飲酒と喫煙が発覚して代表を辞退。約4か月ぶりの復帰戦で優勝が決まると、チームメートと熱い抱擁を交わした。

会場から温かい声援を受けた宮田は「このたびは私が取った行動によってたくさんのみなさまにご迷惑をおかけしてしまい、深く反省しております」と謝罪した上で「この件に対し真摯に向き合い、今後の競技生活を全うしてまいりたいと思います」と決意を新たにした。

再出発した宮田を巡っては、一部の関係者が取材対応をすることに難色を示していた。ある協会関係者は「コメントできません」と苦笑い。大会関係者も「上の言うことがコロコロ変わるので、バタバタですよ」と困惑していた。

それでも、宮田は公の場で自ら説明。この行動には宮田を知る関係者も「早いうちに話した方がいいと思っていた。時間がたてばたつほどタイミングを失ってしまうので」と理解を示した。

今大会は両足首のケガやぎっくり腰などを抱えた状態で出場。今後はケガの治療に専念する方針だが、体操への意欲は衰えていない。「自信の持てる演技を積み上げていって、今以上に大好きな体操を誰よりも楽しめるように頑張っていきたいです」ときっぱり。完全復活へ、さらなるレベルアップを誓った。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください