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フリッツ・フォン・エリックのアイアンクロー 最初の〝犠牲者〟が衝撃語る「呼吸ができない」

東スポWEB / 2024年9月8日 10時9分

エリックは自身が果たせなかったプロレス界最高峰のベルト、NWA世界ヘビー級王者という夢を息子たちに託し、プロモーターとして尽力した。84年(昭和59年)5月6日、故デビッド・フォン・エリック追悼試合で四男ケリーがリック・フレアーを逆さ押さえ込みで破り王座を奪取。母ドリスさんはケリーの頬にキスして祝福した。

しかし、その後、次々と不幸が襲い、息子たちを失い、92年には愛妻ドリスさんから離婚を宣告されてしまう。エリックはテキサス州デイトンの独り住まいの自宅で肺がんによって死去した。NWA王者を生むという夢はかなったが、かわりに多くの息子と妻を失った。

エリックの68年の生涯は、壮絶なものだった。

門馬氏は「プロレスがこういうもんかって初めて目覚めたのが、あの武道館の試合。(エリックが)蹴っ飛ばすか、(馬場が)チョップするか。たった2つでしょ。それから10センチから50センチの距離間でクローを食うか食われるか。あと顔ね。プロレスってキャラクターなんだな。こういうストーリーを作ればいいんだなって」。そうエリックを偲び、頬をぬぐった(敬称略)。

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