【巨人】阿部監督が今季２度目の会見拒否 メンデスの大乱調もあり０―８で完敗

大乱調だったメンデス

巨人の阿部慎之助監督（４５）が０―８で大敗した８日のＤｅＮＡ戦（東京ドーム）後、今季２度目となる試合後の会見を拒否した。

「論ずるに値しない」と判断したのか。まずは約５か月ぶりに先発したメンデスが立ち上がりから安定せず、まさかの０回１／３を投げて４失点ＫＯ（自責２）。助っ人左腕は「先発としてゲームを作れずすみません」とうなだれると、２回にも２番手・赤星が牧の適時打からさらに１点を奪われ序盤から５点を追う苦しい展開となった。

打線も再三のチャンスを生かせず。４番・岡本和は初回と５回にそれぞれチャンスで打席が回ってきたもののともに凡退に終わり、この日は４打数無安打。守備でもチーム全体でほころびを見せて３失策と攻守でいいところなく終わり、大差でゲームを落とした。

阿部監督は試合後に予定されていた会見場には姿を現さず、担当広報から報道陣に向けて「今日の試合後取材はなしでお願いします」と通達。プロ初先発のドラフト１位ルーキー・西舘が５回４失点に終わり敗戦を喫した８月２３日の中日戦以来となる２度目の会見スルーとなった。