【新日本】オーカーン IWGP世界王者・内藤哲也を糾弾「アイツの言ってることはいつも独りよがり」

威勢よくモンゴリアンを放つオーカーン(左)

新日本プロレス８日の後楽園ホール大会会で、次期ＩＷＧＰ世界ヘビー級王座挑戦者のグレート―Ｏ―カーンが、王者・内藤哲也（４２）を糾弾した。

オーカーンは２９日神戸大会で同王座に初挑戦する。この日の大会ではカラム・ニューマン＆ジェイコブ・オースティン・ヤングとのトリオでタイガーマスク＆嘉藤匠馬＆村島克哉と６人タッグ戦で激突。村島にモンゴリアンチョップを叩き込むと玉座を決めるなど、圧倒してチームの勝利に貢献した。

ＩＷＧＰ世界王座戦線は、神戸での王座戦の勝者が、１０月１４日両国大会でＧ１クライマックス覇者ザック・セイバーＪｒ．の挑戦を受けることが決定済み。オーカーンはそのザックから「オーカーンが勝利することをこれまでよりも強く願っているよ」とコメントでエールを送られている。

これに気をよくしたオーカーンは「ＩＷＧＰ実行委員会のメンバーも、ザックも、そして今宵は『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』の空条徐倫役のファイルーズあいすらも余を推すために応援に駆けつけているのだ。それも当然の話だろう。何しろ内藤は新日本プロレスをよくしようという気概がまったくない」と王者を断罪。

「アイツの言っていることはいつも『東京ドームで一番最後に入場して、大合唱しましょう』という独りよがりだ。新日本プロレスファンの皆さん、目を覚ましてください！ アイツが気持ちよくなるために、安くないチケットを買って、お客さまとおだてられて利用されているんだよ」と非難の声をあげた。それを言ってしまったら「オーカーンコール」の要求も独りよがりでしかない気もするのだが…。

返ってくるブーメランなどものともしないオーカーンは「ちなみに質問なんだが、その安くないチケット代、何を課しているんだ。余は入場も気合を入れているし、リング上はもちろん内藤よりも動けているし、そのチケットを買わせるための広報も、アイツなんかとは雲泥の差の力の入れ具合だ。実力で（ベルトを）取るさ。実力で取るが、どっちがチャンピオンの方が未来があるかな？」と不敵な笑みを浮かべ控室へ。

内藤グッズを身につけた観客の姿など見えないかのような口ぶりで、内藤政権に疑問符を突きつけた。