1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 格闘技

前田日明氏 平本蓮ドーピング騒動を『猪木イズム』で一喝「ちっちゃいんだよ、やってることが」

東スポWEB / 2024年9月9日 5時12分

アントニオ猪木さんの三回忌に参列した前田日明氏が、騒動をぶった斬った

2022年10月1日に死去したプロレス界のスーパースター、アントニオ猪木さん(享年79)の三回忌法要が8日、神奈川・横浜市鶴見区の総持寺で営まれた。出席した弟子の格闘王・前田日明氏(65)は猪木さんからの〝メッセージ〟を受け取るとともに、天国の師匠に代わって日本のプロレス・格闘界に「喝!」。格闘技イベント「RIZIN」で起きた平本蓮(26)のドーピング騒動に、まさかの猪木イズムをぶつけた。

猪木さんの三回忌法要には123人のレスラー、関係者らが訪れた。前田氏の他に藤波辰爾、船木誠勝、佐々木健介&北斗晶夫妻、澤田敦士、新日本プロレスから小島聡、タイガーマスクが列席。ブロンズ像「燃える闘魂 アントニオ猪木之像」が設置された猪木家の墓を初めて訪れた前田氏は「『お前ら、ちっちゃいんだよ。すぐ生まれ変わって、お前ら追い越してやるから見てろ』と言われてるような気はしますね。言うことなすこと全部小さいじゃねえか、と」と師匠から〝叱咤〟されたという。

では、天国の猪木さんは、現在のプロレス・格闘技界をどのように見ているのだろうか。前田氏に問うと「全然気に食わないよ」とバッサリだ。「武藤(敬司)なんて『プロレスラー弱くてもいいんじゃない?』みたいなこと言ってるんだから。そんなの許されないよ。プロレスも格闘技だっていうのが猪木さんだからさ。猪木さんも力道山先生もみんな気に食わないよ、今のプロレスは」といきなり「喝!」を入れた。

格闘技界では、7月28日の「超RIZIN.3」(さいたまスーパーアリーナ)で朝倉未来に勝利した平本蓮に、ドーピング疑惑が浮上し騒動となったばかり。平本本人はサプリの購入と流出した音声データが自身の声と認めたものの使用は完全否定。RIZIN側もドーピング検査の結果が陰性だったことを発表している。

しかし、前田氏は「平本は真っ黒ですよ。白か黒か灰色かじゃないよ。漆黒の黒。自分のトレーナーから注射器もらって薬を打った、でも(薬品の)内容は分からないって…」と数々の状況証拠から自身の見解を示す。

RIZINは今後、アンチドーピングの細かいルール策定や予防のための厳罰などを導入していく方針を示している。これに対しても「これはメッセージ。君たちに切符(チケット)売ってほしい。でも(ドーピングが)分かっちゃうと僕らも困っちゃうので、お願いだから分からないようにやってねって意味しかないやん。だって(平本に)何の処罰もないんだもん。血液検査もやらない。何でかって言うと血液までやると(費用が)高いからできないんだよ」と斬り捨てた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください