1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

【阪神】岡田監督 東京ドーム最終戦〝あいさつなし〟騒動の真意語る「今年の日程は偏りすぎやって」

東スポWEB / 2024年9月9日 5時13分

連勝ストップとなったが、試合中は笑顔も見られた阪神・岡田監督

セ・リーグ3位につける阪神は8日のヤクルト戦(神宮)に3―5で敗れ、連勝は「5」でストップ。上位の巨人と広島も敗れた中、痛い黒星となってしまった岡田彰布監督(66)だが、まだまだ泰然自若を崩さない。先月中旬に在京の虎党たちを落胆させてしまった〝騒動〟に落とし前をつけるべく、狙うは大逆転アレンパただ一つだ。

先発・西勇は三塁手・佐藤輝の拙守にも足を引っ張られ、5回8安打5失点。それでも試合後の岡田監督は、ミスを犯した佐藤輝やカバーしきれなった西勇を必要以上に責めることはなかった。

「まあ全部は勝たれへんからな」と表情は終始サバサバ。デーゲームで巨人、広島が敗れたことを受けてからのプレーボールとあり〝独り勝ち〟を狙う気持ちが空回りしてしまったのかもしれない。望まぬ〝お付き合い〟にも「上が2つ負けてんの分かってからの試合やからな。複雑や」と苦笑いを浮かべる余裕すら見せた。

岡田虎はこの日でセ・最多となる127試合を消化。「東の虎党の聖地」とも呼ばれる神宮球場での戦いは残り1試合だけとなった。他のビジター球場での試合もバンテリン、マツダ、横浜と最終戦が迫っている。

その一方で、V争いの最大のライバルでもある巨人の本拠地・東京ドームでの戦いは8月12~14日の3連戦を最後に早々と全日程を消化している。最終戦となった試合ではGの新鋭・浅野に満塁弾を浴び、0―4のシャットアウト負け。敗戦に怒りを隠せなかった虎将は、試合後の取材対応どころか、恒例となっているビジター席へのあいさつもせずに球場から引き揚げたことで、多くの虎党たちを失望させていた。

だが、岡田監督はあの一件の内幕について、こう明かしている。

「そんなんオマエ、まだ8月の14日やで。『こんな時期にあいさつなんかできるか』ってな。盆前に東京ドームの戦いが全部終わるって早すぎやろ。今年の日程は偏りすぎやって」

確かに、今季は特殊な日程が多く組まれていたことは間違いない。続けて指揮官は「まだ神宮では試合あるやろ。東京のファンにはな、そこでちゃんとあいさつするわ」とニヤリ。神宮球場での最終戦はシーズン141試合目となる今月28日に予定される。その時期まで白星を積み重ね続け、胸を張って在京のファンたちへ感謝の気持ちを伝える構えだ。

中日、ヤクルトを相手に5勝1敗の好成績を収めたことで、前週末時点で首位と絶望的なまでに開いていた5・5ゲーム差は一気に2・5差まで縮まった。DeNAを含む4球団が4・5差にひしめく大混セをさらにかき回し、最後の最後に頂点に立っていれば、万事それで良しだ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください