【徳山ボート】上田紗奈 先輩の助言生かして予選突破「足は全部がいい。スリットも余裕ある」

得点率12位で予選突破を決めた上田紗奈

ボートレース徳山の「ＫＲＹ山口放送杯争奪戦」は９日、予選最終日が行われた。

上田紗奈（２８＝大阪）は３日目９Ｒ、５コースから２着を確保。予選を１２位で通過した。「足は変わってない。全部がいい。スリットも余裕がある」と舟足は上位級。兄・龍星も当地７月戦で優勝している。「兄が優勝した時のペラの形は聞いてきた。でも、兄の形じゃ乗れないので」と独自のアレンジを加えて調整を続ける。

２日目に同支部先輩・井上忠政から「もっと踏み込め」と旋回時のアドバイスを受けた。ターン初動の位置を練習し、本番で結果につなげると「〝良かったよ〟って言ってもらえた」と、先輩からも合格点をもらってニッコリ。

準優に入っても威張れる舟足。「スタートをフルかぶりで全速で行ければ」と気合も十分。カド一撃にも期待できそう。前節からつに続く混合戦での優出を決める。