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【F1】“退団ドミノ”レッドブルでついにマルコ博士も辞任を示唆「消えていく時が来る」

東スポWEB / 2024年9月10日 11時4分

マルコ博士(ロイター)

F1レッドブルで黄金期を築いた幹部が次々と退団する中で、〝最後の砦〟である重鎮ヘルムート・マルコ博士(81)までもがついに辞任を示唆した。

レッドブルでは〝天才マシンデザイナー〟のエイドリアン・ニューウェイ氏が退団し、ライバルであるアストンマーティンへの移籍がまもなく発表される見込み。さらにチームを統括していたスポーティングディレクターのジョナサン・ウィートリー氏も2026年から参戦するアウディへの移籍が決まっている。

大幹部の〝退団ドミノ〟が続くレッドブルで、ここにきて今後の去就に注目が集まっているのがチームを支えてきたマルコ博士だ。

ドイツメディア「シュポルト」は「ヘルムート・マルコがレッドブルでの辞任をほのめかす」と報道。ポッドキャスト番組「インサイドライン・F1ポッドキャスト」に出演したマルコ博士の注目発言を伝えた。

マルコ博士は「もちろん、私はこれ以上若返っていくことはない」と自身の高齢を強調。そして「楽しんではいるが、私がますます〝背景〟に消えていく時が来るだろう」とチームから去る可能性を示唆しながら、こう続ける「うまくいけば、良い後継者を見つけることができる」とすでにチーム内で自身の任務を託す人材の育成に着手していると語った。

F1界からの引退か、はたまた他チームへの移籍かは判然としないが、かねてマルコ博士は〝愛弟子〟のマックス・フェルスタッペンと歩調を合わせる考えを示しており、レッドブルの現在の窮状から、揃って電撃退団という事態に至る可能背も。マルコ博士までチームを去ったら、いよいよレッドブルの崩壊は待ったなしだ。

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