【DeNA】キャプテン牧秀悟発案スローガンでラストスパートだ!「勝ち切る覚悟」に込めた意図
東スポWEB / 2024年9月10日 11時37分
【赤ペン! 赤坂英一】「勝ち切る覚悟」――。DeNAのキャプテン牧が終盤戦に向けて考案したスローガンが大評判だ。
8月27日に発表して以来、本拠地ハマスタは電光掲示板からベンチ内まで、至るところにこの6文字でいっぱい。そんな中、8月最終週から阪神、広島、巨人と上位チームに6勝1敗とし、首位に4・5ゲーム差まで肉薄している。
特に印象的だったのが、発案者の牧が延長11回に同点適時打を打ち、広島に3連勝した今月5日の試合。くしくも球団史上最速で本拠地の入場者数が200万人を突破したこの日、牧は言葉をかみ締めるように話した。
「スローガンもそうですけど、もう勝ち続けないといけないんで。1試合も落とせない1か月なんで、勝つことだけを一人ひとりが意識してることが結果につながってる」
このフレーズは、牧が遠藤メンタルコーチら首脳陣との話し合いでよく口にする言葉だという。そこに込めた意図を牧はこう説明している。
「選手やベイスターズの一員は優勝を諦めていないですし、まだまだ先を見て、ファンの皆さんとやっていこう、という思いでこのテーマをつくらせてもらいました」
このスローガン、主将を務める中心選手が発信したことに大きな意味がある。その効果について三浦監督もこう言った。
「キャプテンが発信したことも一つのポイントだと思います。(それが)全ていい方に、プラスに変えていっています。選手、スタッフ、チームの気持ちが、より明確に一つになれている」
シーズン終盤、選手がスローガンを考案したのは、実は牧が初めてではない。2019年、主将・筒香、選手会長・石田健が「一生残る、一瞬のために」というフレーズを発案。彼らが話し合う場面の動画、練習用のTシャツも作成している。
DeNAはこの年、4月に10連敗するなど序盤は最下位に低迷。夏場にAクラスに浮上したものの、厳しい状況が続いていた。そこで「プレー中は一瞬でいろんなことが過ぎていく。その一瞬のための準備が大事だという思いを込めた」と、筒香は強調していた。
19年はスローガンを発表後、最終戦までの21試合で8勝13敗と苦戦続き。それでも3位・阪神をわずか0・5ゲーム差でかわし、2位を確保した。が、ハマスタのCSファーストステージは1勝2敗で敗れ、日本シリーズ進出は果たせていない。
さて、今年こそは最後まで「勝ち切る」ことができるのか。ベイの熱い戦いはなおも続く。
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