テニス元世界１位のマリー氏がゴルファー転身か 今月末のプロアマ戦で〝デビュー〟

レジェンドプレーヤーのマリー氏（ロイター）

男子テニスの元世界ランキング１位アンディ・マリー氏（３７＝英国）がゴルファーに転身する可能性があると英紙「メトロ」が報じた。

２０１３、１６年のウィンブルドン選手権を制したマレーは８月のパリ五輪を最後に現役を引退した。１２年全米オープンと合わせて３度のグランドスラム優勝を果たしたが、同紙は「彼はすでに引退に向けて準備を進めているが、新たな生活が予想していたものとはまったく違うことを明かした。引退後の新たなスポーツの目標に目を向けている」という。

マレー氏は現状について「辞めてから本当に自由になったと感じる。自分の都合に合わせてゴルフをしたりジムに行ったりする時間も持てます。引退は大変だろうし、テニスコートに戻りたいと思うだろうと思っていました。これまでのところ、それは私が考えていたこととはまったく逆でした」と語った。

そんな中、同紙によると、マレー氏は「スポーツ競技への欲求を満たす必要に迫られたマレーはゴルフの腕を磨くことに全力を注いだ」と報道。「最近インスタグラムで初めてのレッスンの動画を披露したスコットランド人（マレー氏）は今月後半にロバート・マッキンタイアとともに（欧州ツアーの）『ＢＭＷ・ＰＧＡ選手権』でプロアマデビューを果たす予定」と指摘した。

マレー氏も「スクラッチ（ハンディキャップゼロ）を目指したい」と語った上で「それが可能かどうかは分からない。練習する時間はたっぷりある」と語ったという。