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【広島】森下暢仁が6回途中4失点KO「本当に申し訳ない」新井監督のゲキ効かず完敗

東スポWEB / 2024年9月10日 22時22分

6回途中、菊地原投手コーチに促されマウンドを降りる広島・森下暢仁

7連戦初戦は完敗――。2位・広島は10日、首位・巨人との首位攻防初戦(マツダ)に1―6で敗れ、ゲーム差を「2」に広げられた。試合は5回まで初回の坂本への被弾の1点で踏ん張っていた先発・森下暢仁が6回に二死から崩れた。安打と死球で走者をためると、門脇の2点適時打などで3点を失い、6回途中105球、4失点で無念のKO降板。7敗目(10勝)を喫した森下は試合後「もう、本当に申し訳ないなという気持ちです」と肩を落とした。

9月に入り得点力が低下中の赤ヘル打線は、巨人・菅野の前に成す術なし。5回まで二塁も踏めず、わずか57球と、森下を援護はできず。6回に点差を4点に広げられると、敵は早々に菅野から救援陣による継投策にスイッチ。6回に野間の適時打で1点を奪うのがやっとだった。

これで9月は2勝5敗とやや失速気味。4連敗を7日に止めた後、この日の敗戦で、今月2度目の連敗となった。

残り22試合となった試合前、新井貴浩監督(47)は「ちょっと、みんなに頑張るぞって話をしたかった」と選手、コーチ、スタッフを前に試合前のミーティングでスピーチ。「カープ、よく頑張ったね』では絶対に終わらせんで」と、ゲキを飛ばした。チーム一丸で気持ちを高めて迎えた一戦だったが、負の流れは変わらなかった。3位・阪神とは0・5差といよいよ煮詰まってきた。新井鯉にとって、今日からの7連戦は文字通り、大きなターニング・ポイントとなりそうだ。

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