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【日本ハム】新庄監督〝幸運球〟握りしめサヨナラ勝ち「もうそろそろグッズ販売するんじゃない?」

東スポWEB / 2024年9月10日 22時42分

日本ハム・新庄監督

パ2位の日本ハムは10日、本拠地(エスコン)で西武と対戦。1―0のサヨナラ勝ちで、貯金を再び今季最多タイの「15」とした。

試合は序盤から息詰まる投手戦となった。先発・伊藤大海投手(27)は初回から150キロ超の直球と、抜群のキレを誇るスライダーやスプリットなどで相手打線を圧倒。相手先発・高橋との投げ合いに負けず、5回までに9三振を奪う力投で、得点を許さなかった。

その後も伊藤は相手打線を寄せ付けない圧巻の投球を披露。結局9回114球を投げ、4安打無失点(10奪三振)の好投でエースの役割を果たした。

そんな伊藤に打線が応えたのが、両軍無得点で迎えた9回だった。一死から途中出場の五十幡が四球で出塁すると、すかさず二盗に成功。その後、二死三塁から水野の右前打で1点をもぎ取り、伊藤にリーグトップとなる12勝目を贈った。

劇的勝利の幕切れに試合後の新庄剛志監督(52)は、まず伊藤について「今日、どうしても(伊藤に)12勝(目)を付けたかったので。(延長)12回になってもいかせるつもりで。(球数が)150球でも。そういう気持ちでいました」と心境を吐露。

その上で「だって9回の時点で151キロ。初回と変わらないスピード。投げるコツっていうのがもう本人が分かっているんでね。本当にいいピッチングだった」と最後まで試合をつくったエース右腕を絶賛した。

また、4日のソフトバンク戦(ペイペイ)の9回に大逆転勝利を収めて以来「上に投げると(自軍選手が)四球で出塁する」という〝幸運球〟を、この日も試合終盤にポケットから出し「ゲン担ぎ」を行った。すると五十幡が四球で出塁し、最終的にサヨナラ勝ちにつながった。これには指揮官も驚いた様子で「もうそろそろグッズ販売するんじゃない?」と不敵な笑み。

「不思議ですよね、これ。お手玉で入るわ、点数。まあいつか途切れるけどね。でも、もう選手たちに力、付いてるから。これに頼らなくても勝てるので。明日は持たないです。持たない、持たない(笑い)」(新庄監督)

最後には、ここ数試合で神がかり的な得点を呼び込んだ〝幸運球〟との決別を示唆する余裕も見せていた。

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