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【阪神】森下翔太が攻守で光るプレー 勝ち越し14号&本塁への好返球に岡田監督「大きかったです」

東スポWEB / 2024年9月10日 23時7分

7回、森下翔太のレーザービームで失点を防いだ

阪神・森下翔太外野手(24)が10日のDeNA戦(甲子園)に「3番・右翼」で出場し、攻守で光るプレーを見せつけた。

2―2の同点で迎えた5回だ。一死走者なしで迎えた第3打席。カウント2―2から相手先発・東の127キロのスライダーを捉えた打球は、レフトスタンドに飛び込む勝ち越しの14号ソロとなった。右手人さし指を掲げながら、ダイヤモンドを一周。チームメートから祝福を受け、聖地を埋め尽くした虎党も大はしゃぎだ。

初回は直球で空振り三振、3回はカットボールで二飛に仕留められていたが、3度目の正直で〝難敵〟を攻略。「追い込まれたので、少し足のつく時間を長くしたというか。ずっと(東に)やられていたので、工夫を入れました。出塁する気持ちだったんですけど、うまく乗ってくれたと思います」と笑顔で振り返った。

7回には好プレーも飛び出した。無死二、三塁から宮崎の右飛の間に、三走・オースティンがタッチアップするも、森下が本塁に好返球を見せ、タッチアウトとなった。若虎は「練習から筒井コーチと送球にこだわってやっていたり、風も含めて練習してることがいい形として結果として出たかなと思います」とうなずき、6回には無死満塁で併殺打に倒れていたことから、「失敗した現実があったので、なおさらうれしかったです」と汗をぬぐった。

岡田監督は勝ち越しソロについて「東にあんまり相性よくなかったけど、いいところで出ましたよね」とし、7回の守備についても「大きかったです、やっぱりね」とたたえた。

8日のヤクルト戦(神宮)に続く虎の背番号1の一発で流れに乗ったチームは6、7回にも2点を奪取するなど、7―2で圧勝。DeNA→広島→ヤクルトと続く甲子園7連戦初戦を白星で飾った。この日、首位・巨人も勝利しゲーム差に変化はなかったが、2位・広島には0・5ゲーム差と肉薄。球団初の連覇へ勢いは増すばかりだ。

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