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【オリックス】T-岡田のためにも…逆転CSへ高まる機運「今年も何か起きるんじゃないかと」

東スポWEB / 2024年9月11日 6時14分

引退会見で杉本裕太郎(左)と抱擁するオリックス・T-岡田

風前の灯も…。5位オリックスが〝滑り込み〟CS出場に必死の戦いを続けている。10日のロッテ戦(京セラ)は杉本の10号で先制しながらも、エスピノーザが崩れて1―4と完敗。この日のソフトバンクの勝利で今季のVの可能性が完全消滅し、3位ロッテとのゲーム差も6・5に広がった。

4連覇の夢はついえ、CS進出も厳しい状況に追いやられた。しかし、可能性がある限り、ナインの闘志は衰えていない。試合前のベンチでの円陣で中嶋監督、田口コーチらが「ええか! 気合と根性や!」と連日ハッパをかけ、士気を高めている。

崖っぷちの状況下での〝原点回帰〟。その意図をナインの1人は「もっと貪欲に気持ちで向かっていけということ。最後は技術じゃない。お前らはこの順位でいるような選手じゃないだろ、と。僕はそう解釈している。向こうも死ぬ気で来ているので、それを僕らが上回らないといけない」と首脳陣のゲキを受け止める。

また、今季限りで引退するT-岡田外野手(36)への思いも強い。この日は引退会見で京セラを訪れ、ロッカーで選手を激励。ある選手は「いい形で終わってほしいという気持ちがある。あれだけ慕われる選手はいない。それも1つのモチベーションになります。Tさんのためにも最後まで負けるわけにはいかない」と語気を強めた。

3日の西武戦から全選手、全スタッフが「CONTINUE2024」(まだまだ続く)と書かれたTシャツを着用して一致団結。チーム関係者は「残り17試合あるし、可能性はある。すごくいい緊張感を持ってできている。21年と22年の優勝も最後まですごかったですから、今年も何か起きるんじゃないかと思ってます」と鼻息荒い。

2021年は143試合を戦い終えてロッテの敗戦待ちで優勝、22年も驚異の粘りで143試合目に逆転優勝を成し遂げた。「完全に終わるまで絶対にあきらめちゃいけない」と中嶋監督。「気合と根性」「Tパワー」でミラクルの再現なるか。

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