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【西武】もう最下位確定…助っ人担当する渉外、国際部へ高まる批判「お古は嫌という変なプライドが…」

東スポWEB / 2024年9月11日 6時15分

期待通りの活躍とはいかなかった西武・アギラー(左)とコルデロ

西武は10日の日本ハム戦(エスコン)に0―1でサヨナラ負け。これで今季40勝83敗2分けで借金は43となり、18試合を残して3年ぶりの最下位が決定した。また、1971年に前身の西鉄時代に記録した球団ワースト84敗にあと1に迫っている。

先発・高橋光成投手(27)が5回まで3安打無失点と好投したが、背中の張りのため大事を取って降板。6回から継投に入った。甲斐野、佐藤隼、平良と無失点リレーでつないで9回のマウンドにボーが上がったが、最後は二死三塁から水野にサヨナラ右前打を打たれ万事休す。打線は相手先発・伊藤の前に散発4安打に封じ込められ、完封勝利を献上した。

12球団ワーストのチーム打率2割8厘、同290得点(10日現在)の貧打、得点力不足解消は来季へ向け、チーム再建のメインテーマとなる。スカウティングと育成ばかりでなく、外国人野手補強の相次ぐ失敗をどう改善していくか。球団、チーム内では近年、成果を上げられていない渉外、国際部への批判も大きくなっている。

メジャー通算114本塁打、年俸2億1000万円(推定)と鳴り物入りで獲得した主砲候補・アギラーは30試合で打率2割4厘、2本塁打、10打点で5月初旬に故障離脱。8月後半に右かかとの手術を行い、今季を終了している。

メジャー27発、年俸1億円(推定)の左のスラッガー、コルデロもNPB投手の攻めに四苦八苦。23試合で打率1割2分9厘、1本塁打、4打点、24三振と鳴かず飛ばずの惨状となっている。

チーム周辺からは「ウチの渉外は独自路線にこだわり過ぎて、毎年リスクばかり冒している。仮に今年の打線にロッテの2外国人(ポランコ、ソト)がいたらクリーンアップの悩みは解決していた。他球団のお古は嫌という変なプライドが、結果を出すという本来の目的を邪魔しているのではないか」という痛烈な批判も飛んでいる。

歴史的低迷の検証が続く西武。嵐のオフには成果を出せないこの国際部にも何らかのメスが入れられそうだ。

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