【MLB】〝日本選手祭り〟盛り上げた鈴木誠也は「偉人」 山本由伸に2三振も今永昇太の黒星消す
東スポWEB / 2024年9月11日 17時47分
ドジャースの本拠地、ドジャー・スタジアムで10日(日本時間11日)に行われたカブス戦に日本選手4人が勢ぞろいした。
ドジャース側では約3か月ぶりの復帰登板となった山本由伸投手(26)が4回まで59球を投げて8奪三振、1失点の快投。「1番・DH」で先発出場した大谷翔平投手(30)は4打数無安打に終わったが、8回に大飛球を放って球場を盛り上げた。一方、カブス先発の今永昇太投手(31)は7回までソロ3発による3失点でとどめ、メジャー1年目としては野茂英雄、田中将大に続く13勝目をマークした。
そして、この一戦で欠かせなかったのが「3番・DH」でスタメン出場した鈴木誠也外野手(30)だ。2打席目までの山本との対戦では見逃し三振、空振り三振。だが、日本選手対決を終えた後の6回の第3打席では中越えへ二塁打を放ち、8回の4打席目は中前適時打に相手の失策が絡んで2点をもたらす〝同点打〟。この一打で今永が敗戦投手となる可能性がなくなったばかりか、後続が勝ち越し点を挙げて勝利投手となった。さらに9回の最終打席でも中前打とし、今季7度目の猛打賞を記録した。
試合後の鈴木は「気持ちが切れず、最後までしっかりいい打席を迎えられた」と納得顔だった。ある意味では山本の〝引き立て役〟になりながら、仲間の今永を助ける活躍ぶり。日本のスターが大集結した一戦をさまざまな形で盛り上げる格好となり「鈴木誠也は偉人」「これだから鈴木誠也は最高だ」「今永先生の負けを消した鈴木誠也」「ありがとうセイヤ! 日本最強の右打者は君だ」などと背番号27に感謝の声が多く寄せられた。
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