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【日本代表】〝2戦連続大勝〟の要因は森保監督「6年間の積み重ね」 武田修宏氏が強さを分析

東スポWEB / 2024年9月12日 5時8分

バーレーンに圧勝した日本代表(ロイター)

衝撃的な強さの理由とは――。サッカー日本代表は、10日(日本時間11日)の北中米W杯アジア最終予選C組第2戦のバーレーン戦(リファー)で5―0と大勝。7―0で勝利した中国戦に続く圧勝で最終予選開幕2連勝となった。元日本代表FW武田修宏氏(57=本紙評論家)が、森保ジャパンのスタートダッシュを分析した。

試合前の国歌斉唱時にバーレーンサポーターからブーイングが飛び、FW上田綺世(フェイエノールト)らは、レーザーポインターで妨害を受けたが、そんなことはものともせずの圧勝。上田の2得点など持ち前の攻撃力を遺憾なく発揮した。

武田氏は「中国と違いバーレーンの守備は固く初めは苦戦したけど、我慢強く戦い、前半37分に上田がPKで先制点を決め、後半2分にもゴールを奪って日本の流れになったね」と振り返った。その上で「短期での活動や長距離移動でコンディションづくりや、戦術共有などが難しい中、素晴らしかった」と森保一監督の手腕をたたえた。

前回大会は最終予選の序盤に苦しんだ。開幕から3試合で1勝2敗となり進退問題に発展したが、今回は指揮官の代名詞でもある3バックがハマって好発進。武田氏は「森保ジャパンが強いのは、6年間で一歩一歩やってきた積み重ねがあるから。いろんなチームは監督が変わる中、積み重ねの差もあるんじゃないかな。それに海外のレベルの高いところでやって、選手の質も上がっている。久保(建英=レアル・ソシエダード)でさえ先発で出られないときもある」と指摘した。

さらにイレブンのメンタリティーにも注目した。「W杯予選というより世界を目指しているなと感じる。世間は最終予選で大勝してすごいとなっているけど、選手たちはW杯でベスト4以上に入るという基準でやっているということだよね」

10月には、最終予選のヤマ場とも言えるアウェーのサウジアラビア戦(同10日=日本時間同11日)とホームのオーストラリア戦(同15日)が控える。武田氏は「(1~2月の)アジアカップで(1次リーグでイラク、準々決勝でイランに)負けている。何が起こるかわからないが、そのときの経験もあるし、森保監督は気の緩みもなく、ブレずに世界を目指した戦いをしてくれる。心配ないだろう」と太鼓判だ。

その一方で、今回の2試合で国内組の先発がいなかっただけに「心配なのはJリーグだよね。これだけ海外組が活躍してしまうと、国内組が入れない。やっぱりJリーグには、レベルを上げてもらって、魅力的なリーグになってほしい」。国内組の奮起にも期待したいところだ。

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