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【日本ハム】新庄監督「幸運球」グッズ化が現実味か CS本拠地開催の目玉に

東スポWEB / 2024年9月12日 5時9分

〝幸運球〟を見つめる新庄監督

新たな〝秘密兵器〟となるか――。日本ハムは11日の西武戦(エスコン)に延長11回の末、3―2と今季初の2試合連続サヨナラ勝利。レイエスの劇的なサヨナラ弾が飛び出し、貯金を今季最多の「16」とした。そんな中、新庄剛志監督(52)が試合中に握り締める「幸運球」が劣勢からナインを奮い立たせ、何度も驚異的な粘りを発揮。さまざまな〝奇跡〟を起こし、球団関係者やファンの間で大注目されているという。

幸運球とは今月4日のソフトバンク戦(ペイペイ)の際、胃痛を抑えるため新庄監督が「ツボ押し用」としてポケットに忍ばせた硬式球が始まりだ。当初はあくまで自身の体調改善のために持ち歩いていたものだった。

ところが、このボールを指揮官がベンチでお手玉のように扱うとなぜか劣勢のチームが奮起するという〝怪奇現象〟が勃発。4日の試合では9回に一挙6点を奪う大逆転劇を演じると、8日のオリックス戦(エスコン)では3点ビハインドの9回に一時同点に追いつく驚異の粘りを見せた。

さらに、10日の西武戦(エスコン)でもチームは0―0の9回からサヨナラ勝ちを飾った。さすがに「験はあまり担がない」という新庄監督も「そろそろグッズ販売するんじゃない?」と冗談を交えながらも球団公認の販売をにおわせる。

幸運球のグッズ化は時間と手間もかかるため容易ではないようだが、球団関係者の間では「できる限り早くやるべき」という声も浮上。その理由はグッズ販売による球団への収益もさることながら、CS本拠地開催に向けての「目玉グッズ」になる可能性を秘めているという。球団関係者の一人がこう断言する。

「現時点では新庄監督だけがこの幸運球をチャンスの時に握り締めたり、お手玉のように使っていますが、これが正式にグッズとして売り出されスタンドのファン全員が好機に監督と同じ行動を取ればどうなるか。球場が一体感に包まれるばかりか、相手にはものすごい脅威になるはず。ウチは以前、稲葉さん(現二軍監督)の応援で〝稲葉ジャンプ〟がありましたが、あれは相手にかなりのプレッシャーをかけましたからね。幸運球も使い方によってはそれに匹敵する応援グッズになる可能性はある。CSまでに本気でグッズ製作に動いても損はない」

すでに北海道のテレビ各局が朝夕の情報番組などで幸運球を紹介し、野球ファン以外にも認知され始めている。2年前にはファイターズガールがイニング間に披露する「きつねダンス」を全国区に押し上げた実績もある。ファンと一体となって相手チームにプレッシャーをかける武器にもなる可能性を秘めた幸運球の今後から目が離せない。

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