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【中日】13年連続のV逸なのに観客動員増の怪 〝コンサート感覚〟指摘する声も

東スポWEB / 2024年9月12日 6時3分

試合前には「地元名古屋の放送局7局の女性アナウンサー・DJ対抗戦」としてスピードガンコンテストが行われた

中日は11日のヤクルト戦(バンテリン)に1―8で大敗を喫し、首位・巨人とは14ゲーム差に拡大。この日の敗戦で今季の優勝の可能性がゼロとなった。

13年連続のV逸が決定した立浪和義監督(55)は「これだけ負けているわけなので。上位とこれだけ離されている。残り試合数を考えれば当然のことだと思う。ただ最後まで残り試合をしっかりやらないと。こういう大敗をなくしていかないといけない。また明日からしっかりやっていきます」と厳しい表情。加藤球団本部長は「クライマックスシリーズの可能性が残っている限り、そこに向けて頑張るしかない」と語った。

勝負の3年目も優勝争いに絡むことができなかった立浪竜だが、なぜか観客動員だけは絶好調だ。5位と6位の対決となったこの日のヤクルト戦も平日にもかかわらず3万3088人のファンが足を運んだ。

8月29日には主催ゲームの観客数が200万人を突破したが、これは昨季より5試合早い62試合目での到達だった。バンテリンドームでは残り7試合だが、すでに18日の阪神戦と22、23日の広島戦はチケットが完売。昨年の218万3950人を大きく上回る230万人突破の可能性も高まっている。

それにしてもこれだけ負けているのになぜ中日戦には人が入るのか。球団内では「若い人の入場が非常に上がっています。率で言うと20代が一番多いんです。今まで来場していなかった方たちが来ていただいているというのはデータ上でも出ています。若い人はエンターテインメントを楽しんでいる。声を出して仲間と一緒に楽しく応援する。コンサート感覚に近いのかもしれないですね」と分析する声もある。

とはいえ、中日は優勝どころか2012年を最後にクライマックスシリーズにすら出場できていない。最大のファンサービスは勝利を届けること。いつになったらドラゴンズは名古屋のファンを喜ばせることができるのだろうか…。

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