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【ストロングスタイル】テロリストはどこへ…? レジェンド王者・村上和成〝変心〟の真相

東スポWEB / 2024年9月12日 6時3分

必勝護摩祈願する村上和成

〝変心〟の真相は…。初代タイガーマスク率いる「ストロングスタイルプロレス」のレジェンド王者・村上和成(50)が船木誠勝(55)との初防衛戦(26日、後楽園ホール)へ向け、東京・江東区の「成田山 東京別院 深川不動堂」で護摩祈願を行った。

船木戦は2006年に当時の所属団体で計画されながら、流れた因縁の対決だ。残暑厳しい中で、村上は燃え盛る炎を浴びながら精神修養。「ここに来ると心が落ちつくし、ベルトを持ってこられたのは重い」と決意を新たにした。さらに「俗にいう『欲』がここに来て出てきた。今一度自分の中でかみ締めた。そういう『欲』は取れた気がする」と驚きのひと言だ。故アントニオ猪木さんが率い、初代タイガーがコーチ役だった「UFO」でプロレスデビュー。〝平成のテロリスト〟として、リング内外で卑劣な襲撃を繰り返してきた。それが達観したかのような物言い。テロリストはどこへいったのか?

本人に真意を問うと「テロリストをやめた? フフフッ。だますなら、内からだまさないとな。猪木さんが言うように。今回だって、もし船木さんが対戦を受けなかったら、テロってやろうと思ってた。チャンピオンになったんで、礼儀を正したまで。俺の本質は変わらないよ。ぶん殴って暴れてやるからな」と物騒なコメントを連発した。

猪木さんは「ストロングスタイル」を標ぼうした一方で、時には狂気に満ちたラフファイトで相手を血だるまにする多面性があった。村上の〝変心〟も、そんな師匠を手本にしているという。

「失礼ないようにボコボコにしばき倒してやる」と船木に宣告する村上の顔は、テロリストそのものだった。

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