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前澤友作氏 ZOZO社長退任から5年…長文で現在の思いつづる「本音ベースではもちろん寂しさも」

東スポWEB / 2024年9月12日 16時3分

前澤友作氏

実業家の前澤友作氏(48)が12日「X」(旧ツイッター)を更新。ZOZOの社長を退任してから5年経過した現在の思いを長文でつづった。

2019年9月12日に社長を退任したことについて「ヤフーがZOZOを8000億円で買収。50・1%の株式をTOBで取得し完全子会社化することを発表。当時36・76%の株を保有していた前澤は株の売却に応じ社長を退任。あれから5年が経ちました」と振り返った。

現在の前澤氏についてはフォロワーからさまざまな疑問が寄せられているが、前澤氏は「今だからこそ、いろんな質問や誤解に答えてみます」とし「・赤字になったから会社を売って社長も辞めたの? いいえ、ZOZO社は一度も赤字になったことはありません。ただ、2018年度に327億円あった営業利益を、2019年度に256億円まで落としてしまいました。ZOZOSUIT関連の新事業への投資が思うように回収できなかったことが原因です。この責任を取ったことも社長退任の理由の一つです」とまず退任に理由をあかした。

続けて「・前澤の借金を返すために会社を売ったのでは? いいえ、誤解です。確かに多額の借り入れをしてアートなどを買っていましたが、もし借金を返す必要があればアートを売却して返済すればよい話で、会社売却とは関係ありません」と借金とは無関係であることを強調。

また「・経営者としての限界を感じて辞めたの? ZOZOSUIT関連の失敗で自分の不甲斐なさを感じたのは事実です。ただ、これは言い訳に聞こえるかもしれませんが、今後の成長ステージには自分と違うタイプの経営者の方が適しているのではと思ったのもあります」と新規事業の失敗を認めている。

ヤフーに買収されたことについては「・残された社員が可哀想 感情的にはそうかもしれません。ただ、買収後ほとんどの社員は辞めませんでしたし、ヤフーという大企業に買収されたことにより規模の経済などが働き、労働生産性も賃金も上がり、株価も上がっています。結果としては関係する会社や人すべてが幸せになった買収案件だったと思います」と結果的に良かった…という見解を示した。

会社を売るのは無責任ではないか…との声には「これはよく言われますが、僕はそうは思いません。経営者たるもの、自分の思考能力や判断能力がまだ衰えぬうちに、10年後20年後の会社の未来や社員のことを考え、継承者や継承先や存続手段について考え行動すべきです。社長という権力の上に胡座をかいて居座り続ける方が無責任だと思います」と反論。

「買収やM&Aや身売りに日本人は敏感?」といった質問には「会社は生き物ですので、生存競争の中で淘汰され、生産性の高いものだけが生き残り、そうでないものは滅びていくのが宿命です。むしろ、例えば既得権益や世襲などが邪魔してこの統廃合のスピードが遅くなることは、生産性向上にとっての阻害要因となりますので、日本でも企業買収がより活発に行われる状態が理想だと考えています」と決して否定的ではない立場であることを明かした。

最後に「21年間社長をやらせてもらいましたので、本音ベースではもちろん寂しさはありましたが、今でもZOZO社の澤田社長始め多くの社員と交流させてもらっていて良い関係が続いています。僕の起業家としての青春時代のすべてが詰まったZOZO社には心から感謝しています」と感謝の気持ちをつづって締めくくっている。

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