1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 格闘技

【新日本】野上アナが飯塚高史と〝禁断の再会〟決めた真意「一度でいいから対話したい」

東スポWEB / 2024年9月13日 5時3分

テレビ朝日・野上慎平アナウンサーといえば上半身裸が定番

新日本プロレス14日の北海道・登別大会で電撃登場する怨念坊主・飯塚高史(58)に襲撃され続けてきたテレビ朝日の野上慎平アナウンサー(40)が、〝緊急参戦〟に秘める思いを明かした。

野上アナは2010年8月の名古屋大会で飯塚に襲撃を受けると、その後もことあるごとに襲われ続けいつしか定番に。ワイシャツを破かれるのは朝飯前で、シャワールームで水責めにあったり、スプレーで顔面をドラえもん風にペイントされたこともあった。

飯塚は結局2019年2月に悪の道を貫いたまま引退。今年1月の東京ドーム大会「ニュージャパンランボー」に電撃登場した際も、野上アナのシャツを破って退場する大暴れを見せていた。

長年にわたり一方的に襲われ続けるという不条理を味わってきた野上アナは、「登別温泉入浴券争奪・登別ランボー」に飯塚が出場するという発表を受け自ら出張を志願。現地の放送席に座ることが決定した。「やはり飯塚高史がリングに上がることは自分にとって驚きだったので。自分が実況したいなという気持ちに率直になったというか。そういう機会がもしあるならば立ち合いたい」と悲壮な覚悟を明かした。

「一度も対話したことがないというのが自分の中での心残りとしてあって。一度でいいから対話したい。願わくばなぜ私を襲い続けたのか、どんな心境だったのか聞いてみたい気持ちがあって。(飯塚が引退して)もうかなうことはないと捉えていたんですけど、今回そういう機会があるということで、もしかしたら実況席に座ることで、願い続けてきた対話があるかもしれない」

これまでの流れを見れば、言語を持たない飯塚との対話など夢のまた夢。しかし野上アナは決戦の地が飯塚の地元・北海道室蘭市に近いことにわずかな希望を見いだしている。「ある意味で真人間に戻るキッカケというものが、他の日本全国どの場所よりも可能性が高い、正気の自分に戻る確率が高く見積もれる場所なのかなと。わざわざ襲われにいくようなもんじゃないかという声もあるかもしれないですけど、あえて千載一遇のチャンスと捉えて放送席に座れれば」と目を輝かせた。

古くは大仁田厚と真鍋由アナウンサーの「大仁田劇場」が有名だったが、飯塚と野上アナの抗争(と言っても一方的にやられているだけだが…)はそれをはるかに凌駕する年月をまたいで続いている。これまで一体何枚のシャツが破られてきたのか見当もつかないにもかかわらず野上アナは「真鍋さんと大仁田選手のやり取りを見返した時、叱咤激励の部分って結構あったじゃないですか。ああいうのを見るにつけ、飯塚選手が少なからず自分に何も感じていないということはないと思うので。どう感じていたのかを会話したいというのが本音の部分ですね」と、2人の間に〝絆〟があると信じている。

飯塚に襲われたことで注目を集めた野上アナだが、これがキッカケでプロレスにのめりこみ、アナウンサーとして成長してきたという矜持がある。「『アイツはヘタクソだな』『襲われてるだけのアナだろ』『ビッグマッチは絶対しゃべれないよ』みたいなこともよく言われてましたし、そういうのが自分の中で発奮材料になりましたし。襲われてるだけでなくちゃんと(プロレスと)向き合いたいんだって頑張ってきた自負はあるので。そこは飯塚さんに聞いてもらいたい部分はありますね」。北の大地で実現する、怨念坊主との禁断の再会。野上アナの思いは届くのか――。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください