1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

【ソフトバンク】オスナが失った信頼… 一軍復帰で取り戻せるか「4年50億円超」の責任

東スポWEB / 2024年9月13日 6時3分

オスナは信頼を回復できるか

失った信頼を取り戻す戦いが待っている。ソフトバンクのロベルト・オスナ投手(29)が腰の治療を経て6日に再来日。故障者が相次ぐ中継ぎ陣を救うべく、13日からの一軍合流が決まった。

オスナを巡る実情を明かせば、7月5日の登録抹消から渡米までの動きはチーム内で見通しが立っていたが、9月上旬の再来日は身内からも驚きの声が上がるほどだった。今季中の戦列復帰を絶望視する見方がチーム内に多かったためだ。「もう戻ってこないかもしれない」と周囲に受け止められた反応こそが、オスナが置かれたリアルな境遇を物語っていた。

「絶対的守護神」の離脱後、クローザーを担った松本裕が右肩の痛みに耐えてマウンドに立ち続けた。その姿に同僚たちは敬意を表し、松本裕の回復状況と将来を今も案じている。「結果と振る舞いが信頼を生む」。ここ数日、チーム内の至るところから漏れ伝わってくる声だ。

プロ野球選手はおおむね勘が鋭く、オスナも置かれている立場を理解しているからこそ、スリムになった体で状態を取り戻そうと懸命だ。12日に大阪での投手指名練習を見守った倉野チーフ投手コーチは、三軍戦のわずか1試合の登板を経て一軍に早期合流するオスナについて「ファームで何試合投げたって(状態は)上がらないだろうと思った。一日も早くこっちの緊張感や雰囲気の中でやった方が調子は早く戻るという判断」と明かした上で、起用法については「いきなり9回はリスクが大きい。まずは9回じゃないポジションでやってもらう」と語った。

昨オフに4年総額50億円超(推定)という長期大型契約を交わして残留したオスナ。求められる結果と責任は言うまでもなく大きい。「仮に今すぐメジャーに戻っても、MLBで上位クラスのクローザー」とたたえられる実力者。能力の高さはチームの誰もが認めている。「自分が苦しい時にみんなに助けてもらった。その分、自分もチームの苦境を救いたい」。有言実行で信用を取り戻せるか。常勝の地固めとなる2025年以降の戦いでも必要な戦力だ。この秋のパフォーマンスが、今後を大きく左右することは間違いない。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください