【オリックス】名手・安達了一が13年間の現役生活に別れ「T―岡田がいたからやってこれた」
東スポWEB / 2024年9月13日 18時2分
安達了一選手兼内野守備走塁コーチ(36)が13日、京セラドームで引退会見を行い、13年間の現役生活に別れを告げた。スーツ姿ですっきり表情で姿を見せ「実感はまだないですけど、寂しい気持ちとすっきりした気持ちがある。(中嶋監督は)コーチ兼任で9年やっている。10年やってやろうと思っていたけど、1年しかできなかった。プロに入った時に40歳までやる目標があったのであと4年やりたかったというのはあるけど、しょうがないです」と心中を口にした。
守備の名手として鳴らしたが、5月1日のロッテ戦(ほっともっと)で1イニング3失策し「自分の中で守備が守れなくなったらもう引退と決めていたんで。ほっともっとで3失策したころから悩むようになった。自分の分かれ道になった」と引退を意識したという。
同学年で苦楽をともにしてきたT―岡田が先に引退を表明。盟友に話が及ぶと言葉を詰まらせ「自分の心の中では決めていてTとも話していた。弱いころからどうやって強くするかを話してきた。すごくいい関係でいられた。本当にいてくれてよかった…。低迷期から2人でやってきて、優勝できて喜び合えて本当によかった。Tがいたからやってこれた」と感極まった。
2016年1月に難病の潰瘍性大腸炎と診断され「素直にやめようと思った」が、家族やファンに励まされて頑張れた。同じ病気のファンからも沢山の手紙が届き「こういう人たちのために、まだやんなくちゃいけない」と前を向けたという。低迷期を支え、病気とも戦いながら3連覇に貢献した。
「プロに入って打撃では絶対生きていけないと思った。守備を頑張ってコーチに助けてもらった。守備のおかげでここまでできた。後悔はない。オリックスに来てよかった。オリックスで終われてよかった」
今後は未定だが、T―岡田とともにチームを支えていきたいという。24日の本拠地最終戦となる西武戦の試合後、T―岡田とともに引退セレモニーが行われる。
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